とんぼの本 英国のＯＦＦ―上手な人生の休み方

入江 敦彦【著】

新潮社（2013/09発売）

• サイズ B5判／ページ数 125p／高さ 22cm
• 商品コード 9784106022487
• NDC分類 293.3
• Cコード C0326

出版社内容情報

お茶の時間から、週末の海の家、庭いじり、リタイア後の楽しみまで。休み上手な英国人に学ぶ、最高な人生のＯＦＦ時間。

「何のために働く？　もちろんＯＦＦのためさ」英国人って意外と休み上手。生活大国イギリスには日常を輝かせ、人生を楽しむ知恵がある。たとえば一杯のマグのお茶から、週末の海の家、貸し農園の庭いじり三昧、友人とのジャムづくり、アーリーリタイアを謳歌する街……ロンドン在住20年で培った幸福になるコツとは？　お金をかけずに限りない贅沢を味わえる、英国人に教わった「人生のＯＦＦ」時間。

内容説明

生活大国イギリスには日常を輝かせ、人生を楽しむ知恵がある。それは、たとえば一杯のマグのお茶。週末の海の家。貸し農園の庭いじり三昧。友人と年に一度のジャムづくり。アーリーリタイアを謳歌する街…。公から私へと切り替え、自分の生活リズムを刻み、かけがえのない体験を残す方法を、誰もが知っている。お金はかからないのに限りなく贅沢な「人生のＯＦＦ」時間。ロンドン在住２０年の著者が英国の庶民から教わった、幸福になるコツが満載です。

目次

１　河と海の間で―テムズ河口北岸
２　ブリカブラック一杯の幸せ―ロンドン、および市内各所
３　三人寄ればジャム日和―ロンドン、ブリテン島南部ヘイスティングス
４　ひとりベンチ―ニューカッスル、およびロンドン市内　プリムローズヒル、テムズバリア、サウスバンク
５　甘く長い週末―イングランド南東部ウィチタブル
６　二度ある人生は三度ある―イングランド南東部ブライトン
７　ティータイムは終わらない―ロンドン市内各所
８　キャラバンで夏を追いかけて―イングランド中部ハーリイ
９　人生は道草だ―ロンドン市内北部ハムステッド

著者等紹介

入江敦彦［イリエアツヒコ］
１９６１年京都市西陣生まれ。多摩美術大学染織デザイン科卒業。１９９１年渡英、ロンドン在住。エッセイスト（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[これでいいのだ@ヘタレ女王]

イギリス各地、主にロンドン市街地に住まう ごく普通の人々の価値観や人生観をインタビューした内容をメインに各地の盛り沢山の写真と、ちょいとひねったオススメスポットなどの案内もあり、楽しく読める１冊だった

2015/01/04

[ごへいもち]

文章的には特にどうということはないけれど英国ファンにはそれなりになるほどねぇ～っという感じで楽しめる

2014/08/24

[カタコッタ]

その気になるかならないか、この様な本を読まないとOFF出来ない人に私もなっています。昨日見たドラマの主人公の様に一人ベンチに座っていれば良いだけのこと。気持ち、入れ替えたい本当に。

2021/02/15

[みけのすずね]

英国のOFF…それは、河と海との境界のような節目、価値観を社会から個人に切り替える趣味の満喫、おやじたちのジャムづくり、ひとりベンチ、長い週末に楽しむ特産物の好物、アーリーリタイア、お茶すること、キャラバンで過ごすサマーホリデー、風景式庭園の眺め…「別にこだわりがあるわけじゃないの。でも、変化しないこと、変化しないとわかってることが寛ぎをつくるって、あるじゃない？リタはいとおしそうに店を見回した」(メモ)「HRヒギンズ」の紅茶

2014/01/05

[ワッピー]

ロンドンおよびその近郊の観光客向けではない外れ方指南書。派手な消費ではなく、身の丈に合った9つのＯＦＦの仕方を紹介しています。まだ見ぬイギリス好きのワッピーとしては、こんな視点の本はたまりません。そういえば、最近はＯＦＦが足りないなぁ・・

2013/11/11