出版社内容情報
盛期ルネサンスの三巨匠のひとりとして「理想美」を描き、西洋美術史に多大な影響を及ぼした早世の天才画家の知られざる貌とは?
ルネサンスの「理想美」を描いた早世の天才画家の未だ知られざる貌とは? 柔和で穏やかな聖母子像、登場人物たちが完全に調和した大壁画。目も綾な色彩の妙と抜群の構成力で、古典主義の範を創り上げ、西洋美術史にレオナルド、ミケランジェロをも凌駕する多大な影響を及ぼした。美丈夫で人柄も良く、万人から愛された天才画家の、意外な前衛性や企業家としての才覚、建築の仕事などにスポットを当てる。
内容説明
ルネサンスの「理想美」を描いた早世の天才画家の、未だ知られざる貌。
目次
優雅な首―アンリ・フォションのラファエッロ
知られざるラファエッロ
第1章 1483‐1508 神童、飛翔をはじめる―故郷ウルビーノからフィレンツェまで
第2章 1508‐1513 ヴァチカン宮の壁画でブレイク―教皇ユリウス2世の時代
第3章 1513‐1520 ラファエッロ&カンパニーの躍進―教皇レオ10世の時代
著者等紹介
石鍋真澄[イシナベマスミ]
美術史家。成城大学文芸学部教授。イタリア美術、主にバロック美術を研究。1949年埼玉県生れ。東北大学大学院修士課程修了。文学博士。1975‐79年、フィレンツェ大学に留学。82‐83年および88‐89年にローマ、2010‐11年にフィレンツェで研究
堀江敏幸[ホリエトシユキ]
作家。1964年岐阜県生まれ。99年『おぱらばん』で三島由紀夫賞、2001年「熊の敷石」で芥川賞、03年「スタンス・ドット」で川端康成文学賞、04年同作収録の『雪沼とその周辺』で谷崎潤一郎賞、木山捷平文学賞、06年『河岸忘日抄』、10年『正弦曲線』で読売文学賞、12年『なずな』で伊藤整文学賞、13年『振り子で言葉を探るように』で毎日書評賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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