出版社内容情報
季節のうつりかわりを実感するには、食べることが一番。とりわけ鮨屋へ行けば、魚介のはしり、旬、名残りを堪能できる。大人が生活を楽しむための一冊。
内容説明
「季節」を満喫したい。季節感が世の中から失われてしまった現在だからこそ。どうしたらいいのか?天然の魚介にはまだ、“はしり”、旬、名残りがある。そうだ鮨屋に行こう!一月に一度ぐらいのぜいたくなら、なんとかなるさ。今、最も“旬”にある鮨職人の12ヶ月に密着した、大人が生活を楽しむための一冊。
目次
一月 鮨の“旬”
二月 旬はハシラ 名残りはサヨリ
三月 はしりはカツオ 旬中の旬はトリガイ、アカガイ、ミルガイ
四月 はしりはマコガレイ、アジ 旬は子持ちシャコ
五月 ウニもアワビも旬に入る
六月 旬はマコガレイ、アオリイカ 名残りはトリガイ、ホタルイカ
七月 はしりはシンコ あとは旬もの
八月 はしりは新イクラ、新イカ 旬はシンコ
九月 はしりはヒラメに本マグロ ぼつぼつ名残りの江戸前のアナゴ 名残りのマコガレイ
十月 はしりはブリ 旬はサバ
十一月 はしりはサヨリとタコ 旬のアワビ
十二月 旬のものばかり
著者等紹介
石丸久尊[イシマルヒサタカ]
1950年、佐賀県生れ。66年、千代田区立九段中学を卒業とともに、神田神保町の「鶴八」主人・師岡幸夫に弟子入りする。82年、「新橋鶴八」主人として独立
杉本伸子[スギモトノブコ]
1943年、大阪府生れ。64年、帝塚山学院短期大学文科文芸部卒業。「食」をメインに雑誌に寄稿
野中昭夫[ノナカアキオ]
1934年、新潟県生れ。57年、早稲田大学商学部卒業後、新潮社写真部に入社。「芸術新潮」のスタッフ・カメラマンとして長年、活躍。連載「ローカルガイド」及び「現代人の伊勢神宮」で日本雑誌写真記者会賞受賞。現在、フリー
早瀬圭一[ハヤセケイイチ]
1961年、毎日新聞社入社。大阪・東京社会部などを経て編集委員。『長い命のために』で第13回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。東洋英和女学院大学教授を経て北陸学院大学副学長。ノンフィクション作家。毎日新聞客員編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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