とんぼの本
鮨12ヶ月

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  • サイズ A5判/ページ数 127p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784106022173
  • NDC分類 596.21
  • Cコード C0377

出版社内容情報

季節のうつりかわりを実感するには、食べることが一番。とりわけ鮨屋へ行けば、魚介のはしり、旬、名残りを堪能できる。大人が生活を楽しむための一冊。

内容説明

「季節」を満喫したい。季節感が世の中から失われてしまった現在だからこそ。どうしたらいいのか?天然の魚介にはまだ、“はしり”、旬、名残りがある。そうだ鮨屋に行こう!一月に一度ぐらいのぜいたくなら、なんとかなるさ。今、最も“旬”にある鮨職人の12ヶ月に密着した、大人が生活を楽しむための一冊。

目次

一月 鮨の“旬”
二月 旬はハシラ 名残りはサヨリ
三月 はしりはカツオ 旬中の旬はトリガイ、アカガイ、ミルガイ
四月 はしりはマコガレイ、アジ 旬は子持ちシャコ
五月 ウニもアワビも旬に入る
六月 旬はマコガレイ、アオリイカ 名残りはトリガイ、ホタルイカ
七月 はしりはシンコ あとは旬もの
八月 はしりは新イクラ、新イカ 旬はシンコ
九月 はしりはヒラメに本マグロ ぼつぼつ名残りの江戸前のアナゴ 名残りのマコガレイ
十月 はしりはブリ 旬はサバ
十一月 はしりはサヨリとタコ 旬のアワビ
十二月 旬のものばかり

著者等紹介

石丸久尊[イシマルヒサタカ]
1950年、佐賀県生れ。66年、千代田区立九段中学を卒業とともに、神田神保町の「鶴八」主人・師岡幸夫に弟子入りする。82年、「新橋鶴八」主人として独立

杉本伸子[スギモトノブコ]
1943年、大阪府生れ。64年、帝塚山学院短期大学文科文芸部卒業。「食」をメインに雑誌に寄稿

野中昭夫[ノナカアキオ]
1934年、新潟県生れ。57年、早稲田大学商学部卒業後、新潮社写真部に入社。「芸術新潮」のスタッフ・カメラマンとして長年、活躍。連載「ローカルガイド」及び「現代人の伊勢神宮」で日本雑誌写真記者会賞受賞。現在、フリー

早瀬圭一[ハヤセケイイチ]
1961年、毎日新聞社入社。大阪・東京社会部などを経て編集委員。『長い命のために』で第13回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。東洋英和女学院大学教授を経て北陸学院大学副学長。ノンフィクション作家。毎日新聞客員編集委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こきよ

73
鮨を食べると浮かぶ言葉がある。〝吾唯足知〟。様々に解釈できるのではあるが、旨いものは少しで満足できる、などと曲解してみたりする。語り出せば切りが無いのが鮨の世界。見識も足りぬし場数も足りぬ。足らぬだらけで、〝足らぬを知る〟になってしまった。まだまだ修行が足りぬ…2015/02/07

mazda

28
新橋にある鶴八に足しげく通い、月ごとの旬のネタをまとめている本です。親方曰く、「ウニやマグロは買ってきて乗せるたけなので、鮨屋として仕事はしていません。なので、それらのネタで儲けることはしません。しかし、穴子、コハダ、蛤など、手を加えたものからは利益をいただきます」。この言葉は、プロとして大いに見習うところがあると思います。日本は本当に豊かな食文化を持っているんだな、と、改めて感じさせてくれる1冊です。2015/05/23

ようはん

15
1年の一月ごとの旬の鮨ネタを紹介。とにかく鮨ネタの写真が美麗で普通に食欲をそそられる。コハダは年間通じて食べられるネタという事で毎月載っているが、特に夏場の若魚の時であるシンコが良かった。2021/01/08

sawa

7
★★★★★ 文章からも写真からも一月ごとに旬の寿司が味わえるヨダレ本。コハダのように何度も取り上げられるネタも、全て大きなカラー写真付きなのが嬉しい。いつか絶対にこのお店に行きたい。2011/08/23

Saku

6
旬のものを食べる。意識することはあまりなかったけれど、同じネタでも時期によってかなり違うのがわかった。お寿司屋さんに行きたくなる一冊。2012/10/10

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