内容説明
花、器、香り、着物、お菓子…。大切なひとたちとの、大切な時間を彩るしつらいのアイディアや秘蔵のレシピを紹介。画家バルテュスの妻として生きた日々、そして、オードリー・ヘップバーンをはじめ、各界セレブとの交流やご接待の逸話を綴った書きおろしエッセーも収録。
目次
第1章 ご招待の愉しみ(花あしらい、いろいろ;お茶まわり、あれこれ;お料理の器を選ぶ;お献立について ほか)
第2章 四季折々、手作りお菓子(春(薔薇のマドレーヌ;抹茶のケーキ ほか)
夏(レモンのタルト;“黒い森”のケーキ ほか)
秋(小豆のケーキ;秋のジャム ほか)
冬(ブッシュ・ド・ノエル;オレンジのティラミス ほか))
第3章 おもてなしの心
著者等紹介
クロソフスカ・ド・ローラ,節子[クロソフスカドローラ,セツコ]
東京生まれ。1962年、上智大学フランス語科在学中に画家バルテュスと出会う。1967年、結婚。ローマのアカデミー・ド・フランス館長職にあったバルテュスを支え、退任の77年までをローマの公邸メディチ館に暮らす。70年代より自らも画家として活動を始め、欧米で個展を開催。2001年にバルテュス没、翌年、バルテュス財団発足とともに名誉会長に就任する。2005年、ユネスコ「平和のアーティスト」の称号を授与される。同年から2006年にかけて、「節子の暮らし展 和の心」開催(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ちいくま
2
一通り読んだ(眺めた?)のですが、なんだかハイソすぎて実用本としては、というか私の日常生活にはほとんど参考にならないですよ… 美しい世界でありました。2014/03/31
本の紙魚
1
最近自分や他人を見て思うのが「着物を来ている=エレガント」ではないということ。やっぱり着こなしというか着ている人の生活や生き方が表れてしまう。というわけで表紙の美しい着物姿に惹かれて手にとった一冊。半襟の合わせ方や、手作りのパッチワーク調の上っ張り、更紗の半幅帯などが素敵すぎる。大島紬に半幅帯をキュッとしめての立ち姿なんて、だれでも様になるわけじゃあない。背景のスイスの館での四季折々のおもてなしの花や食卓も美しさを引き立てている。あれ?本の内容はそっちが主体だったっけ?20歳の写真が生きた日本人形みたい。2021/07/21
ssコスモ
1
ド・ローラ節子さんの海外での豊かで美しい和の心を大切にしてきた暮らし。真似は出来ませんけれど、こちらまで豊かな気持ちになりました。2020/02/04
takao
1
季節のケーキなど2017/01/10