内容説明
足利幕府の名宰相・頼之、乱世の達人・歌人幽斎と茶人三斎、悲劇の女性・ガラシャ、肥後の鳳凰・重賢から、近代屈指の大コレクター・護立、そして元首相にして陶芸家の護煕まで、細川家の人々はまことに多士済々。山あり谷ありの700年を生き抜いたファミリーの“遺伝子”と“遺産”を、永青文庫所蔵の名品でたどる!築城400年の熊本城も特別撮影。
目次
グラフ 細川家の700年
城から城へ 細川家の中世
歌に遊び、茶に憩う―乱世の達人・幽斎と三斎
茶の湯vs.世界基準―細川家の茶道具・やきもの20選
女たちの細川家
細川家240年の居城―甦った熊本城
財政難もなんのその 肥後国主200年の夢
往復書簡3000通 細川家、情報戦を制す
対談 「殿様」の思い出―護立コレクションをめぐって(細川護煕;佐久間幸子)
永青文庫の過去、現在、未来
著者等紹介
細川護煕[ホソカワモリヒロ]
1938年、東京都生まれ。朝日新聞記者を経て、衆参議員、熊本県知事、日本新党代表、内閣総理大臣を歴任。政界引退後、神奈川県湯河原の「不東庵」にて作陶、書、水墨、茶杓作り、漆芸などを手がける。財団法人永青文庫理事長
竹内順一[タケウチジュンイチ]
1941年、神奈川県生まれ。1966年、東京芸術大学美術学部卒業(工芸史専攻)。五島美術館学芸部長、東京芸術大学大学美術館館長を経て、2007年より永青文庫の館長。専門は茶道美術史、陶磁史、美術館学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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