内容説明
明治10年の創設以来つねに日本の学問の中心となってきた東京大学。そこには600万点におよび膨大な学術資料が蓄えられてきた。二つとない貴重な逸品からビックリ仰天の珍品まで、その知られざる“宝の山”を選りすぐって紹介する。
目次
1 碩学たちの珍奇コレクション
2 学問は広く、奥深い
3 創立120周年記念展で初公開の“宝の山”
4 世界中で大活躍「東大探検隊」
5 仰げば尊し異人の恩
6 やっぱり凄い東京大学コレクション―希少ならざるはなく、珍奇ならざるはなし
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ふう
9
タイトルに偽りなし。ほんとこれは凄い。とにかく凄い。どこを取っても凄まじく凄い。もうとにかく興味深いことこの上ない。死ぬまでに一度は見てみたいベスト3を無理やり選ぶなら、力士の全身骨格標本と陰毛の人類学的写真コレクションとハチ公の内臓標本(剥製は科博で見た記憶が)かな。あとやっぱり刺青と脳も見たいなあ。つかツテとかコネをフル活用して人類学教室コレクションだけでも全部見たい!ほんとマジで見たい!2017/10/05
きょう
8
本当に、凄いんでしょうね。それでも、関東大震災で大量に焼失したそう。それを知った海外からの寄付も凄い。研究者同士の心意気というか…。コレクションを見たくなると同時に、研究者一人一人について、さらに知りたくなります。特に田中芳男氏、伊東忠太氏。2021/10/03
takao
0
時代の貴重な資料がどっさり2016/09/12
小林ミノリ
0
現代のヴンダーカマー(驚異の部屋)である東京大学の貴重なコレクションの数々、貴重な図版と共に豪華な執筆陣でおくる、門外不出の博物図録。
ジョニーウォーカー
0
図書館本。2009/05/08