内容説明
ルネサンス美術が花開いた街フィレンツェ。イタリアの“京都”ともいうべきこの古都は、中世・ルネサンスのおもかげを色濃く残している。ミケランジェロ広場から街全体を眼下におさめ、サンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂、シニョーリア広場、ヴェッキオ宮殿、ウッフィッツィ美術館、サン・マルコ修道院と巡り歩き、ピエロ・デッラ・フランチェスカ、ボッティチェッリ、レオナルド・ダ・ヴィンチ、ミケランジェロなどと出会えば、まさにルネサンスの華のなかにいるようだ。実践的モデルコースを付す。
目次
ルネサンスの街を歩く(ミケランジェロ広場;聖なる中心―サン・ジョヴァンニ地区;「政」の中心―サンタ・クローチェ地区;未来への窓―サンタ・マリア・ノヴェッラ地区;下町―サント・スピリト地区;ルネサンス美術の華―ウッフィッツィ美術館)
フィレンツェ散歩モデルプラン
フィレンツェ体験抄
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Nat
40
折角夏休みなのにコロナ流行だけでなく長雨😢3年前に行ったフィレンツェを思い出しながら、現実世界から逃避。旅行では、事前に予習してなかったから、見逃した所がたくさんあったことに気づいた。ピッティ宮まで行ったのに、カルミネ教会に行かなかったのが残念すぎる。次に行くときは予習をしっかりして見逃しがないように計画したい。この本で紹介されているサン・マルコ修道院は、フラ・アンジェリコの壁画が良かった。訪れた日はとても暑い日だったが、森閑とした雰囲気が凄く良かった。2021/08/13
あめりきゃっと
9
ウッフィツィ美術館の絵について詳しく知ることができた。2010/11/08
Himiko
6
旅行を計画した時に、ちょっと古いかなと思いつつ購入。まるで一緒に歩いてくれるガイドさんのような、道の様子、教会の外観、内部の様子、そして画家とその作品について細かく描かれていて、旅行には強い味方の一冊。この本で取り上げている場所を半分以上行ってみました。著者のフィレンツェ、ルネサンス美術への愛情を強く感じる。2024/12/03
Christena
5
フィレンツェの街は全体が美術館のよう。行った気分で眺めると楽しい本。2013/10/05
OKKO (o▽n)v 終活中
4
もう一度細かくチェック。ポントルモ、見逃さないようにしないと。2013/05/21