内容説明
音楽に生き、恋に生き、贅沢をこよなく愛したワーグナー―70年にわたった生涯は波瀾と起伏に富んでいる。その生涯をたどって、聖地バイロイトの内外、ドイツで最も美しいともいわれるノイシュヴァンシュタイン城をはじめとする、生涯最大の庇護者だったルートヴィヒ2世の壮麗な城の数々、更にヨーロッパ各地にその足跡を訪ねて、巨匠の全体像を活き活きと再現する。
目次
ワーグナーへの旅(ワーグナーの生涯;ワーグナー・オペラ演出史;ワーグナー旅行ガイド)
バイロイト音楽祭 ハイライト・シーン
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
れみ
82
ドイツ生まれの作曲家ワーグナーの生涯と作品そしてゆかりの場所を紹介する本。ワーグナーの作品作品についてだけでなくその人となりについてみ知らないことが多かったので、金遣いの荒さや女癖の悪さなどの破天荒ぶりと、脚本家であり作曲家であり演出家であり指揮者であるという…悪評をも上回る圧倒的な才能と精力的な仕事ぶり。ハマる人はほんとにハマっちゃうだろうなあ。個人的にはワーグナーの最大の支援者だったルートヴィヒ2世のことをもっと知りたいと思う。こうやって興味の対象が広がってくのも楽しい。2018/01/16
takao
2
ヨーロッパは、オペラもクラッシクもあって、いいな。2016/10/23