- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 浮世絵・絵巻・日本画
内容説明
絵と言葉が紡ぎだす、中世日本の華麗にして不可思議な物語世界、絵巻。代表的な絵巻32点について、ストーリーを解説し、クライマックスの場面を掲載。絵巻の醍醐味が味わえる一冊。
目次
源氏物語絵巻―徳川美術館・五島美術館
信貴山縁起―朝護孫子寺
伴大納言絵巻―出光美術館
鳥獣人物戯画―高山寺
地獄草紙―東京国立博物館・奈良国立博物館
餓鬼草紙―東京国立博物館・京都国立博物館
病草紙―京都国立博物館
寝覚物語絵巻―大和文華館
白描絵料紙金光明経―京都国立博物館
前九年合戦絵巻―国立歴史民俗博物館〔ほか〕
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
がんぞ
5
絵巻は持ち運びしやすいからか(!)失われやすく、現存する江戸時代以前の絵巻は六百本ほどにすぎない。11Cの源氏物語の中に『伊勢物語絵巻』『竹取物語…』(詞書を紀貫之が書いたとある)『宇津保物語…』が言及されるので10Cにはあったろうが、現存する最古は12C初頭『源氏物語絵巻』である。12C後半の後白河法皇は当時の物語、説話、合戦をテーマとした絵巻を盛んに制作させた…鎌倉時代になると説話絵から、社寺縁起絵や高僧伝絵というジャンルが生まれ社寺で秘蔵された。『鳥獣人物戯画』だけはジャンル不明である、或いは芸術?2016/11/06
みずき
0
寝覚物語絵巻が綺麗だった。2012/02/24