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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
目次
作品
わが青春、わが槐多―村山槐多の人と作品
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oz
9
初読。村山槐多(1896〜1919)は洋画家。22歳で病死。ランボーやニーチェを愛する文学青年で、画業と平行して詩や小説を書いた。周囲の反対を押し切って上京し、日本美術院の研究生となる。しかし同時期からデカダンで奔放な生活に耽溺し、結核に冒される。完成まで制作された作品は少なく、そもそも確固たる画風が成立する前に亡くなっているが、草稿すら今日別格の扱いを受けている。エロスとタナトスに魅入られた青年の自意識の吐露などと言われるが、時にアナーキーで時に牧歌的な試作の過程は巧拙を超えて感動的ですらある。2014/10/13
石井は生きている
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ほとばしっている。2013/02/13
しぼ
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カイタの絵は熱を発する。この熱は如何なる観測機を持ってしても検知出来ないエネルギーである。或いは振動に似た何かか。2011/08/13