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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
oz
3
初読。安田靫彦(1884〜1978)は日本画家で特に歴史画の大家として知られる。岡倉天心らの日本画改革運動で絵を志し、東京美術学校に入学するも狩野派中心の教育に失望し退学、天心らの主催する日本美術院に所属する。狩野派から出発しなかった日本画家が保守的な分野である歴史画で大成したことは、日本画の近代化の成果を満天下に知らしめることとなった。また、歴史画は宿命的に歴史考証を忠実に参照して描くか、画家の解釈に委ねるかの問題があるが、安田は大胆な解釈を加えて古典的題材を捉え直し、新古典主義を標榜した。2014/10/05
tetekoguma
1
先日、安田靫彦さんの絵の実物を見る機会を頂き感動、日本の精神性を絵を持って感じることができました。もっと見たいということでこの図版を眺めてみました。若いころは高い画力を発揮した絵ですが後年になるともっとデフォルメしたある意味マンガ的な表現になっているのが興味深かったです。 2025/03/01
takakomama
1
歴史画、肖像画、静物画が多かったです。描かれた人に、凛とした気品を感じます。2021/10/25
amabiko
0
滋賀県立近美「遊亀と靫彦」予習。32作品をカラー図版で紹介。ハンディで画業を通覧できるのはありがたいが、やはり図版が小さいのが難点。今回の展覧会は出品されないようだが「花の酔」が気に入った。いつか本物を観てみたい。2014/11/20
わらのいぬ
0
再読2021/11/09