- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 絵画・作品集
- > 浮世絵・絵巻・日本画
出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
目次
作品
無頼の画家曾我蕭白―曾我蕭白の人と作品
年表=曾我蕭白とその時代
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やいっち
65
「曾我蕭白(享保15年(1730年) - 天明元年1月7日(1781年))は、江戸時代中期の絵師。蛇足軒と自ら号した。高い水墨画の技術を誇る一方、観る者を驚かせる強烈な画風で奇想の絵師と評される。」好きな…というより畏怖すべき絵師。作品は芸術というより、蕭白の気迫溢れる世界そのもの。「寒山拾得図」ほか、驚嘆させる作品が多々。2021/09/24
oz
11
初読。曾我蕭白(1730〜1781)は題材を諧謔的かつ狂的な滋味を持たせて描く手法で知られ、その生涯や画系にも不明な点が多く、今日では日本画の正史に対する異端の画家として君臨する。代表作である『寒山拾得図』も正統な水墨画技法の上に、その奇想で唯一無二の画世界を構築している。贋作が多いことでも知られ、その人物像とは裏腹に、同時代人たちに衝撃を持って広く作品が知られていたことを想像させる。一時期忘却されるものの、明治期に来日した米国人らに再発見され、ボストン美術館にその作品の多くが収蔵されている。2014/09/12
ハパナ
7
やはり雲龍図の迫力に圧倒されます。個性的ながらも色々なスタイルに挑戦している様が見えて、意外な発見でした。説明文を読んでいると、この作者は苦味のある生々しさを表現した絵が多いみたいです。2016/09/29
へんかんへん
3
震えた久々に好きな画家更新狂とは進取の志をもち聖人に直結せんとして往々にして世俗を逸脱することby孔子印象的2015/10/28
sk
2
怪奇・豪快2012/07/16
-
- 和書
- 生命(いのち)の声を聞く