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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
新地学@児童書病発動中
123
ピカソの多彩な作風を概観できる画集。初期の堅実なリアリズムの作風から抒情性の強い「青の時代」、キュビスム、新古典主義、シュルレアリスムなどこれほど変化し続けた画家は少ないのではないかと思う。どの絵を見ても感じたのは強烈な生命力だった。ピカソの青春の輝きを感じる「シュミーズ姿の女」や、デフォルメされた人体が強烈な印象を与える「まりで遊ぶ海水浴の女」などいつまでも眺めていたい絵が多かった。見ることを突き抜けて別の次元にたどり着いた画家がピカソではないかと思う。2016/02/15
無識者
13
絵の躍動感であったり、感情表現だったり、当たり前ですがやっぱり上手いですね。表現の数々には圧倒されます。全く良さがわからない絵もありましたが、わからないものはわからないで諦めようと思います。2016/09/25
白義
12
初期の写実的な絵から青の時代、キュビズムと多種多彩な作風を持つピカソの作品を、対象への欲情、資格の運動というキーワードで連続的なものとして捉えていて各絵画の解説文もそれが反映されている。細身の緊張感からキュビズムと解体と分析に走ったかと思えば、「まりで遊ぶ海水浴の女」のような豊満豊穣、グロテスクなボリュームに溢れたものもありまさしく常に変貌しているが、確かに通しで見ると初期から晩年の作品まで必然性のある変遷に見えてくるから不思議なもの。特に綜合的キュビズムの時代の作品群がデフォルメされた可愛さもあって好き2017/01/23
sk
1
常に変化し続けた画家。2011/11/01
とりぞう
0
「ピカソの『シュミーズ姿の女』は、いかにも腺病質的な顔立ちといい、ほっそりとした身体つきといい、『青の時代』のピカソが好んで描いた女性像である」なんて話など。思い起こせば、ピカソを面白いと感じ始めたのは、「青の時代」を知ってからのことだった。2019/01/14
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