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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こきよ
58
その画風はやはりドガやミュシャの影響を感じさせつつも、淡くとも力強い筆致は独特の世界観を醸し出している。2015/07/06
ふみすむ
5
初めてロートレックを意識したのはミュシャ展だった。フランスのアール・ヌーヴォーを代表する色彩豊かで華々しいミュシャのポスターに比べ、ロートレックのポスターは「大人の雰囲気」のような落ち着きと緊張感をもっている。ロートレックがたびたび足を運んだ世紀末のモンマルトルはデカダンの漂う歓楽街。ムーラン・ルージュの絵には確かに人々の歓声が飛び交いつつも退廃的な空気が流れている。2013/11/24
ツキノ
4
『マルセル』(高樹のぶ子)を読んでロートレックに興味を持ち、読んでみた図書館本。肝心の『マルセル』の作品は載っていないのだけれど。宗左近氏の解説が素晴らしくいい。画家の視点までが書かれている。2012/05/05