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出版社内容情報
画家の評価、作品の解説、生涯と時代を対照した年表に最前線の研究成果を生かし、全32図で画家の全貌をつかむ。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
匠
87
後期印象派のセザンヌというと真っ先に浮かぶのが「サント=ヴィクトワール山」、一枚だけでなく何枚もあって、描かれた時期も違うのだが、それぞれにタッチや表情も違う。個人的に好きなのは「オーヴェール=シュル=オワーズの首吊りの家 」なのだけど、なぜこんなタイトルなのか詳しく書かれていないので、すごく気になる。それで少し検索してみたのだが、諸説あるようでハッキリは不明なのだそうだ。うんー残念。でも自分の子ども時代を思い返すと、そんな噂が立っている廃屋とかあったりして、きっとそういうことが由来なのかもしれない。2014/03/02
無識者
15
この前ルノアールが話題に出たとき、ルノアールとセザンヌの名前を間違えて覚えてしまっていました。恥ずかしかったので、古本屋で見かけたものを買いました。セザンヌの絵は、絵の対象の存在感がとても強いです。ものの捉え方が良いのでしょうか。立体と平面の使い方、空間の歪み、色合いそれらが絵の中の存在の一つ一つをきわだたせています。2016/09/25
Bill
3
久し振りに再読。セザンヌの多視点から各々の存在を見つめる目とそれを二次元のキャンバスに表現しようとする試みに改めて驚嘆。世の中に対しても同じだと。自分の視点からその対象との距離や角度から捉える「遠近法」で捉えるのではなく、多視点からその対象を捉え、更に規制の枠の中で如何に表現するのかが大事なんだと思う。2017/04/09
Bevel
1
すんごいわかりやすかった。セザンヌの絵のよさも、セザンヌの周りにある美学の楽しさも伝わった。「庭師」が好き。2009/10/29
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