内容説明
大哲学者プラトンに導かれ、残された最後の謎アトランティスを求め大西洋を西に進むと、そこはアメリカ大陸である。その中央部は海洋性の陸橋地帯で、輝く太陽と火山脈に貫かれたロマン溢れる神秘の楽園であった。本書はアステカ、マヤの二大文明を手がかりにして、樹海に沈んだ古代都市をテーマに、高原の美しい湖を舞台に展開された華麗なる文明が、やがて一大カタストロフィを迎え滅亡するまでの行程をたどる、知の旅である。
目次
序 日本列島の長さの橋
第1章 大いなる旅立ち
第2章 栄光の日々
第3章 海の彼方の国々
第4章 水上の饗宴
第5章 密林の古都
第6章 過去からの伝言
跋 プラトンの弁明