新潮選書<br> 家紋の話―上絵師が語る紋章の美

新潮選書
家紋の話―上絵師が語る紋章の美

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  • サイズ B6判/ページ数 292p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106005282
  • NDC分類 288.6
  • Cコード C0323

内容説明

本書は紋章上絵師の目から見た、紋の格調高い美しさとともに、造形の妙や江戸の人たちの奇抜な変わり紋の数数を紹介しました。

目次

紋と上絵師
紋前史
紋の誕生
紋と武家
紋の盛衰
『見聞諸家紋』
商家の紋―紋の豊かさの原動力
紋の進化―丸と中心の円
江戸(紋の最盛期;紋と遊ぶ)
紋と絵師たち〔ほか〕

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

しんこい

7
紋章上絵師は紋を描くだけでなく、染めたりシミを抜いたり多芸でないとできないのですね。紋の多様さ、工夫の面白さに感嘆するとともに自分の家紋って知らないな、着物もないから使う機会もないし。ラインのスタンプとかで皆使いださないか、などと妄想しきり。2014/10/05

takao

2
ふむ2021/04/20

れどれ

2
面白すぎて途方に暮れた。学者先生ではなく、実際に家紋を手掛ける上絵師なる職人の視点から、しかし一元的でなく多角的に、家紋という小宇宙を語ってくれる。人に見せたくて発狂しそうになるほど可愛らしい、あるいは珍奇な家紋がもりだくさん。何度でも読み返したい、ぜいたくな記述にあふれている。2018/02/24

katashin86

1
どんな模様も、「丸で囲む」ことで紋になる。その力が面白かった。2016/11/29

NezMozz

1
夏休み自由研究。読んで楽しい、見て楽しい、手元においておきたい一冊。昨今のネオジャパニスクブームで家紋はクールなデザイン・アートであるという文脈はもはや馴染みのものになったが、泡坂氏は控えめに、だがはっきりと、紋とデザインは別物なのだと主張している。デスヨネー。見立ての意匠とデザインは別物だよ。2012/08/21

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