新潮選書<br> 現代史の中で考える

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新潮選書
現代史の中で考える

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  • サイズ B6判/ページ数 232p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784106005268
  • NDC分類 209.7
  • Cコード C0320

内容説明

世界が揺れた激動の世紀末を、洒脱な「高坂節」が斬る!我らの進むべき道も歴史の生かし方次第。

目次

第1部 大英帝国の場合(衰亡は繁栄の絶頂にはじまった;イギリス病と大英帝国)
第2部 変化の時代(天安門事件直後に感じたこと;ソ連解体とこれからの世界;パールハーバー五十年目の評価;世紀末から考える「世界のなかの日本」)
第3部 日本と近代(天皇 その無用の大用;日本の宿命を見つめた眼)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

6
国際政治学の第一人者であった著者の講演集が中心です。どちらかというと右寄りだといわれていますが、どちらにも偏らないで言いたいことははっきり言う学者であったと思っています。分析は的確で歴史にも詳しく、これからの日本のあり方をはっきりと示してくれています。2013/10/21

まさにい

5
最近、小説はあまり読んでなく、この手の本が多い。小説も読みたいのだが時間がない。はぁ~。さてこの本、著者の膨大な知識量を元に、著者の考え方が自由に述べられている。講演を元にした本なので、内容も分かりやすい。このように歴史で考えられる(遊べるといっては失礼なのであろうが…)ことには憧れる。自分で考える事(自分で遊べること)のためには、『何で』『どうして』という疑問を持ち、それを調べることができなくては十分に遊べない。少なくとも、この本には、『何で』を考えるヒントが満載であった。2017/07/21

こけこ

4
10代の頃、高坂正堯氏の本が難解すぎて読めなかった。今回は、リベンジの意味も含めて読んで考えてみた。亡くなってから、10年以上が経っているのに全く内容が古くない。「日本人は堕落しやすい」は、肝に銘じておこうと思う。もう少し私自身が歴史や経済を学んでから、改めて読み返してみたい。感じ方が今と違う気がする。2025/01/16

バルジ

3
講演録や雑誌寄稿を纏めた1冊で現代国際政治から和辻哲郎の「読み方」まで雑多な内容を含む。本書の面白さはやはり著者の透徹した「文明」観が遺憾なく示されている点であろう。イギリスの衰退から和辻哲郎を通しての日本文明への言及はものの捉え方、事象の読み方含め大いに参考になる。文明の持つ「強み」がいつしか「弱み」へと転化する、その際に文明の没落は始まるとのことだが、依然として迷走を続け「失われた30年」を迎えようとする現代日本への強烈なメッセージにも感ずる。2021/03/14

マメラッティ

2
四半世紀前の作品だが、今まさに起きていることを述べているかのような錯覚を覚える。第一部の大英帝国の没落に関する考察など、細かな部分を除いて我が国の課題そのものではないだろうか。中国やソ連に対する部分も、現在の状況を考えると適格だなと思わされる。今ならどのようなご意見だろうか聞いてみたくなるような内容でした。2022/04/19

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