内容説明
平塚らいてうが近代婦人解放のオピニオン・リーダーとして、第一に指を折らねばならない人であるのに疑いをもつ人はいないだろう。彼女のスケールの大きい生涯は、その深部にある精神世界を理解し、認めねば見わたすことはできない。らいてうの精神の世界に近づく手がかりになればとねがってまとめたのがこの評伝である。
目次
女子大学校
ブルー・ストッキング
元始、女性は太陽であった
日本のノラたち
わたくしは新しい女
愛の共同生活
伊藤野枝
女性から母性へ
婦人労働への開眼
新婦人協会
銀の笛
モダンライフ
消費組合「我等の家」
高群逸枝と婦人戦線
大本教へ
戦争への傾斜のなかで
婦人解放のシンボル〔ほか〕
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- 『オルガヘキサ』ができてしもうた!(小…



