出版社内容情報
私は何も知らない。母が誰かも――。映画の撮影技師だった父は膨大な女優達のポートレートだけを残して死んだ。《フェミナ賞受賞作》
私は自分の生まれについて何も知らない。母が誰かも――。映画の撮影技師だった父は、膨大な女優達のポートレートだけを残して死んだ。父を亡くした日、スクリーンのなかに母を探す私はマイリスと出会った。そして死と隣り合わせの愛の欲望にかき立てられていく。パリを舞台に映画と現実を行き来するように語られる、ある男の愛の彷徨。ル・モンド紙元編集長による《フェミナ賞受賞作》。
内容説明
私は何も知らない。母が誰かも―。パリを舞台に、映画と現実を行き来するように語られる、ある男の愛の彷徨。ル・モンド紙元編集長による“フェミナ賞受賞作”。
著者等紹介
フォトリノ,エリック[フォトリノ,エリック] [Fottorino,´Eric]
1960年フランス・ニース生まれ。パリ政治学院卒。リベラシオン紙を経て、ル・モンド紙の記者に。同紙編集長を経て、のちに最高経営責任者となる。ジャーナリストとして活躍する傍ら、小説や自転車エッセイを著し、2004年に『カレス・ド・ルージュ』でフランソワ・モーリアック賞、『コルサコフ』で書店大賞を受賞。2007年に『光の子供』でフェミナ賞を受賞。作品ごとにゴンクール賞最有力候補と目されている
吉田洋之[ヨシダヒロユキ]
1973年東京生まれ。パリ第3大学学士・修士課程修了、同大学博士課程中退。フランス近現代文学専攻(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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