出版社内容情報
受精の瞬間から昇天の日まで、自然選択のプリズムで人生を覗いてみれば、驚きの事実が明らかに!
内容説明
恋愛感情はどんなふうに進化した?若者が気まぐれな理由は?なぜ太らない人がいるの?自然選択のメガネで人生を覗き見る、びっくり仰天の生物学。
目次
1章 生殖・妊娠・出産
2章 子どもから大人へ
3章 恋愛・結婚・子育て
4章 感情と知性のはざまで
5章 病気と健康
6章 老化と死
著者等紹介
フーパー,ローワン[フーパー,ローワン][Hooper,Rowan]
1970年、イングランド生まれ。1988~94年、シェフィールド大学で生態学・行動生態学・性選択の理論を学ぶ。1995年から99年にかけて、つくば市の国立環境研究所に在籍。この間「The Japan Times」紙に生物学に関する記事を寄稿しはじめ、現在も同紙に「Natural Selections」と「Animal Tracker」のコラムを連載している。ダブリン大学トリニティ・カレッジ客員研究員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
超運河 良
15
人の遺伝子はすごい!脳からの指令によって人の形が出来てるけど、環境などに応じて適応出来る様に変えていき、しかも時代に応じて生きる術の考え方を取り入れていく。人の凄さは習慣に出来る偉大な力が秘められていて誰しも持って生まれてくる潜在的能力。文明の進化も人が作り出しそれを使いこなすのも人。過去の人が現在の文明を使いこなせなくても現在の人は使いこなす。思考というのは常に進化していく!人はそれぞれ自分の思考によって生きているので使い方によっては毎日進化して上に進んで行ける!遺伝子と思考は物凄い力がある!2015/10/22
しょ~や
1
まず、タイトルの発想からしてとても面白い。内容としては動物の進化論ほど劇的なものではないかもしれないけれども、ヒトについて遺伝子を中心に今まであまり気にしてこなかった点が論じられていて興味深い。知らないところで人間についていろんなことが分かってきてるんだな。2013/04/22
Junichi Wada
1
タイトルに引かれて図書館で借りてきました。ただ、タイトルと中身が微妙に違う気がします。また、設問を回答する形式で書かれていて読みやすいのですが、術語が使われてそれがいまいち説明不足なきまします。そして、設問自体は非常にいいのですが、どうもその設問に答えていないような終わり方やそれでどうしたというケースがある。2008/11/20
ジブリエル
1
進化心理学的な話を簡単に楽しく読むのにちょうど良かった。色んな研究が引用されていて面白いです。2011/10/20
くさてる
1
私たちの生活における身近な問題を現代科学で斬ってみせる内容。コラムをまとめたものなので、ひとつひとつがあっさりと短く、読みやすい印象だった。2012/03/27