内容説明
いま、生物学界には「革命」が起こっているそうです。しかも、あまりに面白すぎて、研究者たちもいちいち説明しているヒマがないのだとか…。もはや現代の進化論は、キリンの首がいかに長くなったかとか、ウサギの耳はなぜ伸びたなんて研究をしてるわけではありません。現代の知の枠組みを変えつつある「進化論」の最先端を紹介する知的興奮のシリーズ第一弾。
目次
第1章 発生生物学―最近の革命
第2章 信号はいかに保存されるのか
第3章 遺伝子は導く
第4章 情報か自己組織化か?
第5章 還元主義者は右へ、全体論者は左へ
著者等紹介
メイナード=スミス,ジョン[メイナードスミス,ジョン][Maynard‐Smith,John]
1920年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学工学部を卒業後、航空機技師となり、その後ロンドン大学動物学部に入学、J・B・S・ホールデンのもとで研究を続けた。進化理論にめざましい業績をあげ、ダーウィン・メダル、ロンドン動物学協会フリンクメダル、イタリア・バルザン賞など幾多の賞を受賞。現在もサセックス大学、オックスフォード大学など5つの有名大学で名誉教授を務め、世界の生物学界で指導者的役割を担う。英国王立協会会員、米国芸術科学アカデミー外国人名誉会員。2001年、京都賞を受賞
竹内久美子[タケウチクミコ]
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。『そんなバカな!』で講談社出版文化賞科学出版賞を受賞
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