シリーズ「進化論の現在」
生物は体のかたちを自分で決める

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  • サイズ B40判/ページ数 89p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784105423018
  • NDC分類 467
  • Cコード C0040

内容説明

いま、生物学界には「革命」が起こっているそうです。しかも、あまりに面白すぎて、研究者たちもいちいち説明しているヒマがないのだとか…。もはや現代の進化論は、キリンの首がいかに長くなったかとか、ウサギの耳はなぜ伸びたなんて研究をしてるわけではありません。現代の知の枠組みを変えつつある「進化論」の最先端を紹介する知的興奮のシリーズ第一弾。

目次

第1章 発生生物学―最近の革命
第2章 信号はいかに保存されるのか
第3章 遺伝子は導く
第4章 情報か自己組織化か?
第5章 還元主義者は右へ、全体論者は左へ

著者等紹介

メイナード=スミス,ジョン[メイナードスミス,ジョン][Maynard‐Smith,John]
1920年ロンドン生まれ。ケンブリッジ大学工学部を卒業後、航空機技師となり、その後ロンドン大学動物学部に入学、J・B・S・ホールデンのもとで研究を続けた。進化理論にめざましい業績をあげ、ダーウィン・メダル、ロンドン動物学協会フリンクメダル、イタリア・バルザン賞など幾多の賞を受賞。現在もサセックス大学、オックスフォード大学など5つの有名大学で名誉教授を務め、世界の生物学界で指導者的役割を担う。英国王立協会会員、米国芸術科学アカデミー外国人名誉会員。2001年、京都賞を受賞

竹内久美子[タケウチクミコ]
1956年愛知県生まれ。京都大学理学部卒業後、同大学院に進み、博士課程を経て著述業に。専攻は動物行動学。『そんなバカな!』で講談社出版文化賞科学出版賞を受賞
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

gachin

3
もっと数理生物学の話をするのかと思ったら、めちゃくちゃエボデボよりだった。内容はかなり薄い。タイトルから感じるような、ラマルキズムやニッチコンストラクションみたいな話はない。2019/06/04

takao

2
ふむ2023/02/11

お肉太郎

2
発生学と進化学の関係、自己組織化について。前者は「生物進化8つの謎」にほぼ同じような記述があった。後者には新しい情報があった。平易な文章だが、「進化」を知らない人は読めないだろう。それにしてもページ少なすぎ...買うとき気付かなかった...2014/03/07

take

1
平易な文体で書かれているが、生物の知識に乏しい自分にはなかなか難しかった。先日読んだ「生物と無生物のあいだ」(福岡伸一)と重なる記述もあり、その辺りは楽しめた。自然淘汰という物語では説明しきれない、物理的化学的現象として「進化」を捉えているところが勉強になった。2016/04/02

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