世界を食いつくせ!―キッチン・コンフィデンシャル・ワールド・エディション

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  • サイズ B40判/ページ数 381p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784105411022
  • NDC分類 596
  • Cコード C0098

内容説明

「究極の食」を求めてN.Y.の超有名店シェフが旅に出た。サイゴン、ロンドン、トーキョー、モスクワ、プノンペン…。美食家の話題を独り占めにするナパ・ヴァレーのオート・キュイジーヌに舌鼓を打ち、フランスの漁村で甘美な思い出とともに生牡蛎を食す…かと思いきや、サイゴンでは生きたコブラの心臓を口にし、ニッポンで納豆に怯え、カンボジアで銃を乱射する(なぜだ?)。食はどこから来たのか?なぜ人は食べるのか?ドライブ感溢れる筆致で食の根源を問い、異形の食を制覇する、異「食」料理ノンフィクション。

目次

生き物が食べ物に変わるとき
思い出のビーチへ
火傷を負った男
男の領分/女の領分
ウォトカの正しい飲み方
特別料理
死のハイウェイ
東京再訪
パイリンへの道
燃えるイギリス
コックたちの故郷
チャーリーはサーフィンができるか?
ウェストコースト
ハギスは君臨する
精力絶倫
パーフェクト

著者等紹介

ボーデイン,アンソニー[ボーデイン,アンソニー][Bourdain,Anthony]
1956年N.Y.生まれ。N.Y.の有名店、Brasserie Les Hallesのエグゼクティヴ・シェフ(総料理長)にして作家。CIA出身
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

茶坊主

2
「キッチン・コンフィデンシャル」からの流れで。著者はキッチンを飛び出し、世界各地の美味珍味を求める旅に出る、という番組を担当する。 期待はずれだったり、衝撃だったり、「やらせ」にイラつく様子が生き生きと綴られる。求め、出会ったものと、「テレビ」という枠組みの中でのギャップとか、伝えきれない苛立ちのようなものを感じて、ちょっとしんどかった。ここまで偽悪敵にならなくてもよかったのでは?もう一度、YouTube見直してみるか。見方が変わるかも。2018/10/31

G2

0
まぁまぁおもしろいが1作目の方が熱かった。2015/03/30

xiang-li

0
ポルトガルの片田舎で豚一頭を捌いて食べる一部始終を見て、 青ざめながらも命を食べる尊さに思いをはせたり、 子ども時代に夏をすごした南仏へ弟と行き、記憶の中の味を再確認したり、 ベトナムでフォーを味わいながら、普通の人々の真摯な生き方に感動したり、 生活の中に息づく食の豊かさに気づかせてくれる一連のくだりが本当に魅力的だ。 「この人は本当に食べることと料理が好きなのだな」と感嘆させられる。2012/03/04

くさてる

0
ディスカバリーchの「アンソニー世界を食らう」のファンであったので、とても楽しく読むことが出来た。なによりもまず文章がいい。皮肉なユーモアには何度も吹き出したし、食べることを基本とした視点で描かれる世界各国の文化と歴史は飽きずに興味深く読めた。その言葉の端々に、著者が、楽しむことが大好きで、自分に正直で、ときにナイーヴなハートの持ち主であることが見える。食と文化に関心がある方はぜひ。2011/10/28

槿

0
★★★★★2008/11/29

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