内容説明
涙のシドニー五輪、歓喜のアジア杯優勝、アウェイに散った欧州遠征。花も嵐も乗り越えて、世界を目指した二年半。代表全ての疑問に答える待望の独占手記。
目次
序章 「無限の可能性を秘めた国」
第1章 「自らの心を開放せよ!」―監督就任~シドニー五輪アジア最終予選
第2章 「進歩はピッチの外にある」―カールスバーグ杯~五輪代表壮行試合
第3章 「集中力の高さが勝負を分ける」―シドニー五輪 南アフリカ戦
第4章 「胸を張って帰国しよう」―シドニー五輪 スロバキア戦・ブラジル戦・アメリカ戦
第5章 「チームは一日にして成らず」―中田英、中村、名波、小野、カズ…、選手のことを話そう
第6章 「己の哲学を持て!」―アジア杯予選グループ サウジアラビア戦
第7章 「タイトルの重さを背負うものが、世界の扉を開く」―アジア杯予選グループ(ウズベキスタン戦・カタール戦)~決勝トーナメント(イラク戦・中国戦・サウジアラビア戦)
終章 「すべての道は2002年に通ず」
著者等紹介
トルシエ,フィリップ[トルシエ,フィリップ][Troussier,Philippe]
1955年3月21日、パリ生まれ。1976年~1983年、フランスのチームで選手として活躍。1998年9月、日本代表監督に就任。現在に至る
田村修一[タムラシュウイチ]
フットボールアナリスト。1958年千葉県生まれ。早稲田大学大学院経済学研究科中退(フランス経済史専攻)。モータースポーツ関連の翻訳を経て、現在は雑誌『Number』や『サッカーマガジン』などで、サッカー関連の記事を執筆する一方、ヨーロッパで最も権威あるサッカー専門誌『France Football』にも寄稿するなど、国際的な活躍をしている
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