内容説明
黄金色の毛でちっちゃなライオンみたいだったヘンリー。いたずらっ子で、食いしん坊で、けんかが苦手なヘンリー。うれしい時も、かなしい時も、つらい時も、いつもそばにいてくれた。ぼくの大切なヘンリー、いつまでもずっと一緒だよ―。豊かな自然に囲まれ、いくつもの季節を共に過ごしたふたりのかけがえのない日々。優しくって素敵な絵本。
著者等紹介
クーパー,エリシャ[Cooper,Elisha]
コネチカット生まれ。イエール大学ではフットボール選手。「ニューヨーカー」のアートディレクターを経て作家となり、現在はカリフォルニア在住。『A YEAR IN NEW YORK』『OFF THE ROAD』『AN AMERICAN SKETCHBOOK』などの著書のほか、子供向けの本もある
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ぶち
101
読み終わると、心が穏やかに落ち着いていきます。 昔実家に居た犬たち、私の家に居た猫たち。一緒にすごした日々を思い出して、幸せな気持ちになっていきます。 "黄金色の毛でちっちゃなライオンみたいだったヘンリー。嬉しい時も、悲しい時も、つらい時も、いつもそばにいてくれた、ぼくの大切なヘンリー、いつまでもずっと一緒だよ。" 私の中にもずっと一緒の犬たち、猫たちがいることの嬉しさをあらためて思い出させてくれる優しい、素敵な絵本。2021/05/31
みさどん
16
ぼくとの深い交流が淡々と語られていく。最後はお別れかなと思っていると、ヘンリーはママより先に逝ってしまったなんて、たまらない。安楽死を選ぶっていうのも究極の選択。絵がおぼろげなのと感情を込めないような文章で、涙はにじまなかった。けれど、犬や猫とのお別れって絶対くるんだという覚悟が必要だといつも思わされる。2021/06/30
雨巫女
0
ヘンリーは、幸せと想い出をくれました。2010/03/09
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