Thomas Pynchon Complete Collec<br> LAヴァイス

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Thomas Pynchon Complete Collec
LAヴァイス

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  • サイズ B6判/ページ数 542p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105372118
  • NDC分類 933
  • Cコード C0097

出版社内容情報

目覚めれば死体が。んでオレを逮捕? ロスの私立探偵ドックの探索行は――? 超弩級の天才による初の探偵小説、全米ベストセラー!

あの謎の天才作家、現代文学の巨人が探偵小説?! しかも全米ベストセラー!後頭部に強烈な一撃。目覚めればすぐそこに死体が――おいおいオレが逮捕なの? サーフ・ミュージックが鳴り響くなか、ロスのビーチをラリッ放し私立探偵ドックがゆく。かつて愛した女の面影を追ううちに、土地とドラッグ、洗脳と国家権力が織りなす闇は……。〇九年刊行のポップでノワールな最新作が、早くも日本上陸!

内容説明

目覚めればそこに死体。LAPDの警官の群れ。顔見知りの刑事。んで―おいおいオレが逮捕なの?60年代も終わった直後、街にサーフ・ロックが鳴り響くなか、ロスのラリッ放し私立探偵ドックが巻き込まれた殺人事件。かつて愛した女の面影を胸に、調査を進めるドックが彷徨うは怪しげな土地開発の闇に拉致とドラッグ、洗脳の影。しかも、えーと、“黄金の牙”って?なに?ドックが辿り着いた真実とは―。

著者等紹介

ピンチョン,トマス[ピンチョン,トマス][Pynchon,Thomas]
現代世界文学の最高峰に君臨し続ける謎の天才作家。寡作な上に素顔も経歴も非公表。1963年、『V』でデビュー、フォークナー賞を受賞する。第2作『競売ナンバー49の叫び』(1966)でローゼンタール基金賞受賞。第3作『重力の虹』(1973)でアメリカ最大の文学賞である全米図書賞を受賞するが、本人が授賞式に現れず物議を醸す。以後、1984年に初期短篇集『スロー・ラーナー』を刊行した以外は実質17年間沈黙する。その沈黙を突如破り、1990年『ヴァインランド』発表

栩木玲子[トチギレイコ]
1960年生まれ。法政大学教授。専門はアメリカ文学、映画研究

佐藤良明[サトウヨシアキ]
1950年生まれ。フリーランス研究者。東京大学名誉教授。専門はアメリカ文化・思想・ポピュラー音楽(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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sin

107
探偵はファンキーなヤク中野郎(ヒッピー)でテレビドラマのような盛り上がりと場面ごとの意外な出会い*都合の良すぎる偶然の関係*全編に流れるBGMが解らないもどかしさに見当違いのロックを流してみるがしっくり来ない。しかし作中ニクソンの「…これが自由のためのファシズムならどうでしょう。私は……それを……支持します!」の一言に時代の同一性を感じてしまう。そして選挙に投票しない(この国に関心を持たない)国民にとって今という時代は本当に大丈夫と言えるのだろうか?今の日本にダブらせて憂えてしまう今日この頃です。2014/07/26

Aster

73
しっかり面白かった。競売ナンバー49の叫びの長編版という感じ?謎が謎を呼ぶ展開は作中の退廃的なヒッピー達の喧騒に上書きされて読者は迷宮の奥へと押し込まれる。ピンチョンに対する、冗長で衒学的なイメージはすっかり消え去ってしまった。ピンチョン2作目にして徐々にピンチョンが分かり始めてきた。ただの色物長編作家では断じてない。特に今作は競売ナンバーに比べてすごくまとまってる。読みやすい。何回も挫折すると思ったがいつの間にか読めてしまった。2020/06/02

zirou1984

60
こんな切ないピンチョン知らない。山積みのガジェットの様に溢れた固有名詞とモクモクと立ち込める煙の向こう側に浮かび上がるのは過ぎ去った文化への追悼であり、高度化すればするほど個人の感情や繋がりがシステムへと回収されてしまう社会への抵抗の証だった。内在する欠陥とはマンソン、そしてニクソンを生んだLA文化そのものに他ならない。警官にはヒッピー崩れと罵られ、仲間からは刑事の小間使いと揶揄される―そんな探偵ドッグが無数の人々の一人として生きながら、誰も否定しようとしない奴なのって最高にグルーヴィだと思わないかい?2015/05/15

サトシ@朝練ファイト

54
面白いし、一見軽そうに見えるが内容が濃くかなりの情報量だ。ピンチョンは初めて読んだが他の作品も手に取っていきたい。だけどもう少し上手く翻訳できねえもんかな。会話文が酷い。2014/06/02

キク

41
著名な作家だけど、難解なことでも有名なピンチョン。僕も学生時代に「重力の虹」を挫折している。今回は「ピンチョンなのに読める」「入門編に最適」と評判の本書に挑戦。難しい単語はないし、メインストーリーはシンプルで難しい概念も出てこないのに、どうしてここまで読みづらくできるんだろう。正直、ピンチョンという金看板がなければ、絶対途中で投げ出していた。原因と結果の因果関係が切断されていて、心理描写はほぼ無い。今回の最大の感想は「これで僕も『ピンチョンを読んだことのある男』になったんだな」です(初めての飲酒みたいだ)2021/03/13

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