内容説明
ケンブリッジ移転へのハーバードによる嫌がらせの苦い歴史に、工学から科学へのダイナミックな転回のドラマ。そして、数多の開発秘話にナードと呼ばれるオタクな連中の風変わりな生態を、興味深いエピソードとともに描く。エリート大学の知られざる内側。
目次
第1章 エンジニアの欲望と動機
第2章 バランス喪失のユーモア
第3章 エンジニアの誕生
第4章 思考をうながす校舎の構造
第5章 工学から科学へ
第6章 鉄道模型クラブ
第7章 MIT製の義肢
第8章 メディア研究所
第9章 10億分の一メートルのテクノロジー
第10章 技術のスポーツ
第11章 脱コンピューターのシステム
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
やまはるか
3
マサチューセッツ工科大のコンピューターや光学素子の開発など既存技術に足を置きながら全く新しいものに到達するまでの秘話。各論は門外漢の理解の範囲を超えていた。2019/11/08
あきひと
0
工学から科学へ転換2014/06/15
夏みかん
0
また帯に踊らされてしまった。「世にもおかしな物語」とか書いてるからワクワクしながら読んだのに、至って真面目な「MITの歴史」って感じの内容だった。イグノーベル賞ものの奇妙な研究ネタとか超個性的な研究者の話とか期待してたのに。。2019/08/11
ice
0
MITの歴史と学風がよくわかる。