内容説明
57年間連れ添った妻を失っても生き抜こうとするサム。そんな彼を心配する子供たち。サムにしか見えなかった白い犬はやがて…。あなたも大切なひとといっしょに白い犬をさがしてみませんか?130万部ベストセラーの愛蔵版。
著者等紹介
ケイ,テリー[ケイ,テリー][Kay,Terry]
1938年、米国ジョージア州生れ。ウエスト・ジョージア大学からラグランジュ大学卒。地元の雑誌に映画や演劇の批評などを寄稿したあと、処女作『明りがついた年』を発表。イーモリ大学で創作の指導も行う。現在アトランタに愛妻と住む
兼武進[カネタケススム]
1937年生れ。東京大学英文科卒。現在は跡見学園女子大学短大部教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さく
6
妻を亡くして少しして、一人暮らしの老人は白い犬と暮らし始める。犬なんていないじゃないかと老人を心配する近所に住む娘たち。おじいちゃん、いよいよ心配だわ、という気持ちと俺はまだまだ大丈夫だという気持ち、双方が良く伝わってきた。深刻でもなくコメディでもなく静かな物語で“犬と踊るダンス”という表現がすごく好き。Danceをワルツと和訳したところも好き。現実はいろいろと悩ましいけれども、年老いた親を優しく見守るということを忘れないようにしようと思わせてくれた。 2017/12/16
ユミリ
1
読んだ後にじんわりと温かくなる作品でした。わたしもこんなステキな夫婦になりたいです。2010/05/19
おーうち
0
白い犬はどこに。2020/01/17
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