ナショナル・ストーリー・プロジェクト

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  • サイズ B6判/ページ数 556p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105217099
  • NDC分類 934
  • Cコード C0098

出版社内容情報

胸を締めつけられるような偶然、死とのニアミス、奇跡のような180の実話。 
「物語は事実でなければならず、短くないといけません」。ラジオ局の依頼を受け、オースターは一年間リスナーの体験談を選び朗読した。その中からオースター自身がさらに精選して編集。「この本を読んで、一度も涙を流さず一度も声をあげて笑わないという事態は私には想像しがたい」とオースターが序文に書いて絶賛する、濃密な、史上最高の実話集。

【編者紹介】ポール・オースター
1947年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。コロンビア大学を卒業後、石油タンカー乗組員、山荘管理人などの職を転々としながら翻訳、詩作に携わる。1982年、初めての散文作品『孤独の発明』を書いたのち、1985年から1986年にかけて刊行された「ニューヨーク三部作」で小説家となる。以後着々と秀作を発表し、フランス、ドイツ、日本などでは本国アメリカ以上に評価の高い世界的人気作家として活躍している。

内容説明

爆笑もののヘマ、胸を締めつけられるような偶然、死とのニアミス、奇跡のような遭遇、およそありえない皮肉、もろもろの予兆、悲しみ、痛み、夢。投稿者たちが取り上げたのはそういったテーマだった。世界について知れば知るほど、世界はますます捉えがたい、ますます混乱させられる場になっていくと信じているのは自分一人ではないことを私は知った。オースターが全米から募り、選んで、編集し、「アメリカが物語るのが聞こえる」と感動した、180の実話。

目次

動物

家族
スラップスティック
見知らぬ隣人
戦争



瞑想

著者等紹介

オースター,ポール[オースター,ポール][Auster,Paul]
1947年、ニュージャージー州ニューアーク生まれ。コロンビア大学を卒業後、石油タンカー乗組員、山荘管理人などの職を転々としながら翻訳、詩作に携わる。82年、初めての散文作品『孤独の発明』を書いたのち、85年から86年にかけて刊行された「ニューヨーク三部作」で小説家となる。以後着々と秀作を発表し、フランス、ドイツ、日本などでは本国アメリカ以上に評価の高い世界的人気作家として活躍している

柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。現代アメリカ文学専攻。東京大学文学部教授

岸本佐知子[キシモトサチコ]
1960年生まれ。上智大学文学部英文科卒業。アメリカ文学専攻

畔柳和代[クロヤナギカズヨ]
1967年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。現代アメリカ文学専攻。東京医科歯科大学助教授

前山佳朱彦[マエヤマカズヒコ]
1972年生まれ。東京大学大学院博士課程単位取得退学。アメリカ文学専攻。2005年逝去
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

metoo

71
誰でも一つくらいある、とっておきの話。アメリカ中から集められた話を、オースターがラジオで朗読し、その中から本に纏められた。クリスマスの日の切ない話も多かった。【思い出す営み】父が亡くなりクリスマスを祝う余裕がない11歳の少女。クリスマスの喧騒を避けるように父が働いていた店のそばに行ってみると売れ残りのクリスマスツリーが捨てられていた。一番形のいいのを選び半ば引きずって家路につく少女の心はクリスマスでいっぱいになっていた。ラジオでオースターが語るこの話はさぞ人の心を打ったことでしょう。ゆっくりと再読したい。2017/09/09

帽子を編みます

49
ポール・オースターのラジオ番組のために全米から募り選ばれた実話短編。いろいろなお話に心が動かされました。O・ヘンリーの原稿の話、どの話だろう、私は興味津々です。死んだ人が残すメッセージの話が多くて、この不思議な体験、遺された人々が生きていくための糧になるような気がします。家族の章、一人の強すぎな個性に振り回される話、これが次代に続くことなく解放され生きることを願います。私には重い話が多く訳者あとがきのおすすめのようにまとめて読むことは出来ませんでした。感じ浸る、共に笑い泣く、感情が動かされる数日間でした。2024/09/29

Rie【顔姫 ξ(✿ ❛‿❛)ξ】

29
全米のリスナーからラジオ番組に寄せられた体験談をポール・オースターが編纂したアンソロジー。179の一般の人々から寄せられた多種多様な物語は、10のカテゴリーに分類されている。この中の「1949年、クリスマスの朝」という一篇を読む機会があり、職場なのに涙が出ちゃうくらい素敵な話だったので借りてみた。物語の数が多いので、好みに合わない物語もあるけれど、全体として面白い趣向だし、アメリカ社会をよく感じられる1冊だと思う。2014/03/15

maja

25
悠然と街を歩いてる鶏の話から始まる数々の物語は、 ポール・オースター企画でラジオ番組でリスナーに募ったもの。「ラジオ・ジプシー」「母の時計」「1945年8月」「50年後」「サウスダコダ」「パラレルライフ」等などが印象に残って、放送波に乗って流れて漂うのを想像する。流れてきたら聞き入るに違いない「数の神秘」。見えない糸で引かれるように時を跨いで胸元に落ちてくる「青空」のエピソードが好き。再読だ。 2024/10/18

hnzwd

22
全米の普通の人々から物語を集めるというラジオ番組の企画『ナショナル・ストーリー・プロジェクト』の投稿をまとめた本。ジャンルごとにまとめられてますが、知り合いと雑談していて出てくるような話で埋め尽くされています。何話かは感じるものもありましたが、、運命的な話等はそもそもの考え方が少し違うのかな、という印象でした。国の大きさの違いや人種の違いもあるのかなと。アメリカに住んでいる人だとまた違う感覚になるのでしょうが。2022/07/08

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