内容説明
「あの事件だけは、おれじゃない」電気椅子直前の連続殺人犯の告白が、マイアミ警察を震わせた。残虐無比な殺人の陰には、さらに想像を絶する狂気が潜んでいた。アメリカの警察組織と捜査手法を克明に描きだしつつ、物語は圧倒的興奮のラストへ―。エンターテインメント界の巨星が七年の歳月をかけて作り上げた、最上級のサスペンス。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hideo
18
かつて、かなり夢中で読んだ「ホテル」「エネルギー」など。今読んだら少し古臭いかも。この「殺人課刑事」はミステリーとしては、数ページ読めば大方結末は推測できるプロット。しかし、それを最後まで飽きさせず読ませるのは、ヘイリーの巧みな筆致と魅力的に描かれている主人公、そして結末に至るまでの挿話が最後につながり十分満足させてくれる。もう忘れられてしまった感もあるが、この本はやはり数多の作家野中で魅力的な作家であることを証明している。ただしミステリーとしては期待しない方がいいかも。2014/01/12
tai65
4
星5つ2016/10/11
cassyu
3
児玉清さんの著作で出ていたのを知りました^^;;;近刊の「重厚さ」が和らいだ分、往年の勢いを取り戻した一冊になっています。すぐに謎解き関係は分かってしまうのですが、それでもグイグイ読ませる!この圧倒的な筆力はさすがです。2012/04/02
たまさん
1
良かれ悪しかれ、アーサー・ヘイリーらしさ満載。【図】2010/06/04
半べえ (やればできる子)
0
★★★★2016/04/25