出版社内容情報
ウナギはどこから来てどこへ行くのか。謎に包まれたウナギの一生は、我々に「生きることの意味」を問いかける。世界的ベストセラー。
内容説明
アリストテレスの時代から、不思議な生態で人々を魅了してきたウナギ。彼らはどこから来てどこへ行くのか?今なお謎に包まれたウナギの一生を解き明かしつつ、謎に挑んだ科学者たちの苦闘や、ウナギと共に生きる漁師たちの暮らし、さらには神話や物語の中のウナギや、幼き日の著者と父とのウナギ釣りの思い出までを縦横に語り、我々に「生きることの意味」を問いかける。スウェーデンで最も権威のある文学賞(アウグスト賞)を受賞し、圧倒的な評価を得たベストセラー。
目次
ウナギ
川べりで
アリストテレスと泥から生まれるウナギ
ウナギの目をのぞきこむ
ジークムント・フロイトとトリエステのウナギ
密猟
ウナギの繁殖地を発見したデンマーク人
流されずに泳ぐ
ウナギを釣る人々
だまし討ち
気味悪いウナギ
動物を殺す
海の中で
罠にかかったウナギ
故郷への長い旅路
愚か者になる
絶滅の危機に瀕するウナギ
サルガッソー海で
著者等紹介
スヴェンソン,パトリック[スヴェンソン,パトリック] [Svensson,Patrik]
1972年生れ。スウェーデンの日刊紙「シズヴェンスカン」で芸術・文化担当記者を務めた後、執筆に専念。現在は家族とともに同国南部のマルメに住む。『ウナギが故郷に帰るとき(The Gospel of Eels)』が初の著作(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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こーた
ヘラジカ
泰然
Arisaku_0225
まえぞう