内容説明
かけがえのない地球の美と神秘に深く思いをめぐらし、あらゆる生命の尊厳を守りとおそうとした一人の女性。数々の名編を著した生物学者の作品と仕事ぶりを見つめた本書「レイチェル・カーソン」は、現代人に警鐘を鳴らす一書。
目次
第1章 作家と主題
第2章 合流
第3章 「海のなか」
第4章 はじめての著書
第5章 『潮風の下に』から
第6章 ワシントン―戦中と戦後
第7章 「想い出の島」
第8章 行動による自然保護
第9章 『われらをめぐる海』に取り組んで
第10章 名声
第11章 『われらをめぐる海』から
第12章 思考の発展
第13章 『海辺』から
第14章 空―子供の世界と夢
第15章 「たえず変貌するわれらの浜辺」
第16章 『沈黙の春』の起源
第17章 専門家を結集して
第18章 終り、そして始まり
第19章 『沈黙の春』から
第20章 嵐
第21章 旅路の終り