スタン・ゲッツ―音楽を生きる

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スタン・ゲッツ―音楽を生きる

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  • サイズ B6変判/ページ数 587p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105071318
  • NDC分類 764.7
  • Cコード C0098

出版社内容情報

ボサノヴァなど新しいスタイルを常に取り入れ、第一線で半世紀近く活躍したスタン・ゲッツ。酒やクスリに溺れていても、ひとたびステージに上がれば自由自在な即興が冴えわたり、どんな楽曲も美しく演奏せずにはいられない。その音楽を愛し続けてきた村上春樹が、いつの日か翻訳したいと願っていた傑作評伝、ついに完訳。

内容説明

どんな苦境にあっても、その音色は限りなく美しい。ボサノヴァなど新しいスタイルを常に取り入れ、第一線で半世紀近く活躍したスタン・ゲッツ。薬物やアルコールに溺れていても、ひとたびステージに上がれば自由自在な即興が冴えわたり、どんな楽曲も美しく演奏せずにはいられない。高校生の時にレコードを買って以来、スタン・ゲッツの音楽を愛し続けてきた村上春樹が、いつの日か翻訳したいと願ってきた傑作評伝。テナー・サキソフォンの巨匠、その熾烈な人生の業に迫る。

目次

イースト・ブロンクスのプリンス
ミネヴィッチからビッグ・ティーまで、その音楽的旅程
プレジデントと注射針
ベニー、ビバップ、そしてベヴァリー
ウディン・ユー(ウディーとあなたと)
フォア・ブラザーズ
素敵な一群の人々
手入れ
奈落
赦しの天使
新しい方向
挑戦と応答
スタンのボサ
混乱をきわめる
再びヨーロッパに
アンタビューズの歳月
破局
治癒
裁判/試練
生きるための闘い
活動に復帰する
告別

著者等紹介

マギン,ドナルド・L.[マギン,ドナルドL.] [Maggin,Donald L.]
1927‐2012。作家、ビジネスマン。ディジー・ガレスピー、マックス・ローチ、ソニー・スティット、ローランド・ハナ、ユービー・ブレイク、ロバータ・フラックなどのジャズ・コンサートをプロデュース。カーター大統領政権下のホワイトハウスで3年間勤務した(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

173
スタン・ゲッツは、ほとんど知りませんが、村上 春樹訳なので読みました。ボサノヴァにも影響を与えていたんですね。溢れる音楽の才能を持った天才ジャズプレイヤー、但し人間のクズ(アル中、ヤク中、ムショ帰り、DV野郎等)のスタン・ゲッツと音楽の才能は皆無、但し一応真っ当な人間の私とではどちらが良いでしょうか(笑)村上 春樹の「叙情と悪魔 訳者あとがき」はGOODです♬ https://www.youtube.com/watch?v=OImDUcngWAk2019/10/04

Kajitt22

48
十代の頃、間違って買ったL P『ゲッツ/ジルベルト』に魅了されて以来のコアなゲッツのファンだと密かに自認している(密かには訳者が書いている通り)。「演奏はいいが嫌なやつ」との評は何度も目にし、少し悲しい思いをしたことも。この素晴らしい評伝で、彼の栄光の山の高さと、薬とアルコールそして暴力での奈落の深さの激しさには衝撃を受けた。当時のジャズマンの早逝もわかる気がする。40年代後半から90年代初めまで、彼の生き様を追体験し、またジャズの変遷をも辿ることができる読み応えのある一冊でした。2020/05/24

kayak-gohan

28
ジャズ・サックス奏者スタン・ゲッツの伝記。詩情豊かに旋律を歌いあげる芸術家である反面、ドラッグ、酒に依存し暴力、破壊を繰り返す人格破綻者でもあったゲッツ。家族に対しても深い心の傷を負わせており、最後までそれが赦せなかった子どももいる。そのすべてが赤裸々に記述されていて、度重なるその振る舞いを読んでいて途中で気が重くなって嫌になった。それでも、ゲッツが心の中に抱えていた不安と憤りを丹念に読み込んでいくと、そこに深い孤独があり、それが彼の才能とどこか不可分に結びついていると思うと言いようのない切なさを感じる。2023/02/09

春ドーナツ

22
パソコンのスピーカーは無音の囁きを繰り返すので、イヤホンをつけてYouTubeでゲッツのリリカルなヴォイスに耳をすませながら本書を読む。1曲終わるごとに広告が挿入される場合もあって、世の中は確実に椎名誠の「アド・バード」の世界へ突き進んでいると思う。「イパネマの娘」は実在しておりジャズシンガーとして活躍したそうです。イパネマの娘は「イパネマの娘」を歌ったのだろうか。ゲッツの評伝なので、そこのところはわからない。訳者が「悪魔」と表現した部分は、玉置浩二の伝記にも含まれていて、ファンとしては悩ましいですよね。2019/09/15

DEE

21
サックス奏者として天才の名を欲しいままにしたスタン・ゲッツの伝記。 深みとキレを増していく演奏とは裏腹に酒とヘロインに溺れ、暴力を振るい、時に経済的に困窮する。破滅的で起伏の激しい人生だ。もちろんジャズミュージシャンがみんなヤク中というわけではないけど、そういう品行方正な人生は伝記になりにくい。訳者の村上春樹が言うにはスタンの人生はジャズの歴史に重なる。だから個人の伝記として読みながらジャズの歩みも分かる。かなりの分量だが、これを読んでる間はジャズ以外の音楽を聴かなかった。そしてそれは実にいい時間だった。2021/01/20

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