出版社内容情報
サリンジャーと同時代に活躍し多くの作家に影響を与えた短篇小説の名手の全作品から、村上春樹が二〇篇を厳選して翻訳!解説対談付。その言葉は静かに我々の耳に残る――短篇小説の名手ジョン・チーヴァーの世界。彼を抜きに五〇年代のアメリカ文学は語れないと村上春樹は言う。ジョン・チーヴァーはサリンジャーと同時代にザ・ニューヨーカー誌で活躍し、郊外の高級住宅地を舞台に洒脱でアイロニーに満ちた物語を描いた。ピュリッツァ賞も受賞した都会派作家の傑作短篇選! 全作品から村上春樹が二〇篇を厳選して翻訳し、各篇に解説を執筆。
ジョン・チーヴァー[ジョン チーヴァー]
著・文・その他
村上 春樹[ムラカミ ハルキ]
翻訳
内容説明
ピュリッツァー賞、全米批評家協会賞受賞。アメリカ短篇小説の名手と言われた都会派作家チーヴァーの世界。現代に新たな光を放つ、珠玉の短篇集。郊外の高級住宅地を舞台に描かれる洒脱でアイロニーに満ちた物語。20篇すべてに訳者の丁寧な解説を付し、村上春樹・柴田元幸が、「チーヴァーとその時代」を語り合う解説対談を収録!
著者等紹介
チーヴァー,ジョン[チーヴァー,ジョン] [Cheever,John]
1912‐1982。米国マサチューセッツ州クインシー生まれ。高校中退後に書き上げた小説が批評家マルカム・カウリーの文芸誌「ニュー・リパブリック」に掲載されデビュー。1940年代から「ザ・ニューヨーカー」誌に東部の郊外住宅地に暮らす中産階級の人々を描いた短篇を数多く発表、J・D・サリンジャーと同時代に都会派の短篇小説家として活躍した。1957年の長篇小説『ワップショット家の人びと』で全米図書賞。短篇小説を集めた『The Stories of John Cheever』はベストセラーとなり、1979年のピュリッツァー賞、全米批評家協会賞を受賞した。O・ヘンリー賞、ウィリアム・ディーン・ハウエルズ賞も受賞。70年代にはアイオワ大学で作家レイモンド・カーヴァーとも親交が深かった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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