国家を喰らう官僚たち―アメリカを乗っ取る新支配階級

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  • サイズ B6判/ページ数 238p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105069414
  • NDC分類 317.953
  • Cコード C0031

出版社内容情報

武装した官僚が、国民を襲撃し、略奪を行っている――もはや制御不能に陥った官僚支配。全米を震撼させた次期大統領候補の衝撃告発!

まさか、こんなことが…… !? 米次期大統領候補の衝撃告発! 武装した官僚たちが、次々と国民を襲撃し、略奪を行っている――全米を震撼させた次期大統領候補のベストセラーが、ついに日本上陸! 国民の安全、野生動物の保護、環境の浄化……さまざまな名目で予算獲得と権限拡大に邁進し、国民を搾取する暴走官僚たちの実態を暴く。日本人にとっても他人事ではない官僚支配の恐怖。

内容説明

健康の増進、テロの防止、野生動物の保護、環境の浄化…さまざまな名目で、予算獲得と権限拡大に邁進する官僚機構。ついには独自の武装チームを編成し、公然と国民を搾取するに至る―「自由の国」で進行する官僚支配の恐怖を暴き、全米を震撼させた次期大統領候補の衝撃作、ついに日本上陸!

目次

第1部 「安全」の押し売り―FDA(食品医薬品局)とUSDA(農務省)(地獄への道は、善意で舗装されている;禁ミルク法;いじめに加担する州政府と地方政府;“ウサギ狩り”;官僚機構の暴走を止めるには)
第2部 「国民いじめ」のライセンス―天下の悪法・レイシー法(商売に口を出すな;ギブソンギターが奏でる泣きのメロディー;一網打尽にされたロブスター漁師たち;潰された「キャビアドリーム」;官僚機構の暴走を止めるには)
第3部 強奪された「財産権」―EPA(環境保護庁)の暴走(政府は「湿地」マフィア;官僚主義がまかり通る自由の国;ある夫婦が味わった、アメリカの悪夢;連邦政府に怯えて暮らす日々;アメリカの英雄;無辜の民の物語;官僚機構の暴走を止めるには)

著者等紹介

ポール,ランド[ポール,ランド] [Paul,Rand]
1963年、米国ペンシルバニア州生まれ。デューク大学医学部を卒業後、眼科医となる。2011年、ケンタッキー州の連邦上院議員に当選(共和党所属)。小さな政府、財政支出の削減、減税を主張し、リバタリアン、ティーパーティー層から支持を集め、2016年大統領選挙の有力候補の一人と目されている。父親は、テキサス州選出の下院議員を長く務め、大統領選挙に何度も挑戦したロン・ポール

浅川芳裕[アサカワヨシヒロ]
1974年、山口県生まれ。エジプト・カイロ大学文学部セム語専科中退。英語、アラビア語通訳・翻訳、ソニー中東新興国市場専門官、『農業経営者』副編集長を経て独立。フリージャーナリスト、コンサルタント(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

12
どこの国も官僚達の腐敗や暗躍はあるようです。 かといって政治家も清廉潔白ではないので同じ穴のムジナが日々化かし合いをしているのが現代社会の構図ですね。2019/03/21

BLACK無糖好き

5
共和党次期大統領選候補者の一人でもあるランド・ポール上院議員が暴く、アメリカの官僚組織による一般住民への「イジメ」の実態。アメリカ議会は規制と官僚主義を盾にするEPA(環境保護庁)やFDA(食品医薬品局)、USDA(農務省)といった機関が自分たちの法律を作るのを許してしまっているという。本書を一読するとアメリカの掲げる自由と平等も中国と大差ないという印象を受ける。一方で、生粋のリバタリアンでもある著者と対立している環境過激派(著者の言葉)側の、異常な権力行使の背景に何があるのかも気になります。2015/12/10

Mann

2
米国の上院議員による、「官僚の横暴や国民いじめを告発する」本。 官僚が法の施行を円滑にするために、「規制」を乱発するというのはどこの国でも有るのかも知れない。 連邦と州のはざまで、色々な不都合、市民の不利益が起きているのも有りうるとは思う。 日本に比べて、政治や官僚の暴走を許さない、しっかりと三権分立成り立っているように見える米国で、官僚の暴走が起きるのか?、と不思議な本。官僚主義を盾に、頑張り通そうとする、内閣法制局を有する日本国民も、威張れたものではなさそうだが。 各州の最高裁判所を頂点として、一般的2016/04/02

templecity

1
当局による規制が米国の自由を侵害しているという著者の主張。当局の規制、実力行使も書いている通りだとすれば、かなりすごい。銃器を用いて行使する場合もある。原題の訳は政府によるイジメが直訳だが、まさにその通り。投票で選ばれていない官僚が、権力を持って、あたかもイジメのように自由をはく奪している。 2016/02/13

Kenji Ogawa

1
共和党リバタリアンによる民主党政権批判。2016/02/01

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