難題解決の達人たち―即効策はなぜ効かないのか

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  • サイズ B6判/ページ数 328,/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105066710
  • NDC分類 141.5
  • Cコード C0034

出版社内容情報

複雑な問題には、忍耐強く進める「遅効策」こそが大きな力を発揮する。世界中で「スローな解決」を実践する人々の極意を伝える。

急いては事を仕損ずる! 達人たちの驚くべき知恵と方法とは? 何か問題が起きると即効策に飛びつくのは人間の性。しかし、規模が大きく複雑な問題には、魔法のような「特効薬」を探し求めるよりも、問題の本質を見つめ、時間をかけて忍耐強く進める「遅効策」が大きな力を発揮する。世界中で企業や行政や地域などの難題解決を実践する人々を訪ね、「スローな解決」をもたらす極意を探る。

内容説明

奇跡を起こすのは「カイゼン」だけではありません。世界じゅうで「スローな解決」を実践する達人たちの驚くべき知恵と方法論とは?

目次

なぜ即効策を求めるのか?
告白する―ミスの魔法と「おのれの過失」
じっくり考える―明日できることを今日しない
全体論的に考える―点と点を繋ぎ合わせる
長い目で考える―明日のことに今日取り組む
小さく考える―悪魔は細部に…
準備をする―何があってもあわてない
コラボレーションする―ひとつの頭より二つの頭
クラウドソーシングする―大衆の知恵
触媒となる―同輩のなかのリーダー
委譲する―自己責任でやる(ただし良い意味で)
感じる―感情の起伏を調節する
プレイする―問題解決は一度に一ゲームずつ
進化する―まだ先があるの?

著者等紹介

オノレイ,カール[オノレイ,カール] [Honor´e,Carl]
1967年、スコットランド生まれ。ジャーナリスト。ロンドン在住。「エコノミスト」「オブザーバー」「ガーディアン」「タイム」「ナショナル・ポスト」等に寄稿

松本剛史[マツモトツヨシ]
1959年生まれ。翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

5 よういち

71
問題解決に「即効性」や「即効薬」が求められるのは世の常。私の職場でも兎に角何とかしろとの要請にこたえて、可及的速やかに対応することが多い。しかし、問題を根本的に解決するためには時間をかけて恒久対策をとる必要があるのも常々感じるところだ。本書で紹介しているのは、複雑な問題をじっくりと時間をかけて解決する「スロー・フィックス」、遅効策ともいう。問題かいけつのため充分な時間と努力、リソースをつぎ込む必要がある。/自分の間違いを認める/問題の本質を考える/長期的な視点/虫眼鏡的視点/コラボ◆まあ、当たり前か 2018/11/28

Thinking_sketch_book

22
★★★★★ 個人も集団も『喉もと過ぎれば・・・』的な解決手法に目が向きやすい世の中で、本質的な解決を行う事がいかに重要で、どのように実行すれば良いかを指南している。同時に持続的でより本質的な解決の難しさも説明しているのが発展途中という感じでまた良い。2014/07/08

くさてる

8
大企業の問題から個人の健康問題に至るまで、あらゆる問題に直面した時に、人間が求めるのは「最小の努力で最大の結果を」もたらしてくれるであろう即効策。けれど、本当に問題を解決してくれるのは、じっくり準備をして細かい点まで検討し、辛抱強く他人と協力し合い、時には楽しみながら長い目で取り組む姿勢である、ということ。そんな、ある意味当たり前かもしれない考え方について、具体例を豊富に挙げながら解説していて、とても面白く読めました。ビジネス・経済学・組織論として刺激的な内容です。2014/07/15

レーモン

2
時間をかけないと難題を本当に解決できないというのは置いといて、本質的な問題を発見できない限り、難題を解決するための基礎は固まらないというところは納得できました。ではどうしたら本質的な問題を発見できるのだろか?そのために必要な情報を集めることです。効率的に集めることは非常に重要です。なんでもかんでも情報を集めていたのではどうまとめていいのか分からなくなるからです。そして、集めた情報をしっかりと整理統合し分析する。そうすれば必然的に解決策は見えてくるのです。2014/07/27

kouki_0524

2
現場で改善活動をやっていると、この本に書かれているスローフィックスというものの大事さがよく分かる。そうはいっても時間は有限、待ってはくれない。そこでスローにやる勇気がなかなかでないのも事実なのです。2014/05/15

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