ナボコフ・コレクション<br> ナボコフ・コレクション 賜物・父の蝶

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ナボコフ・コレクション
ナボコフ・コレクション 賜物・父の蝶

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  • サイズ B6変判/ページ数 640p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105056094
  • NDC分類 983
  • Cコード C0397

内容説明

「賜物」(1938)。フョードルはロシアからベルリンに亡命し、初の詩集を出版したばかりの文学青年。家庭教師で糊口をしのぎつつ、文学サロンに顔を出し、作家修行に励むのだが、詩集の反応は薄く、父の伝記を書こうとしては断念する。しかし転居を機に下宿先の娘ジーナと恋仲になり、19世紀の急進的思想家、チェルヌィシェフスキーの評伝に取りかかる。ナボコフの自伝的要素を含んだ、ロシア語時代の集大成となる「芸術家小説」。「父の蝶」。「賜物」の主人公フョードルが語り手となり、鱗翅学者としての父親の功績を偲ぶ、なかばエッセイのような短篇小説。父が編纂した蝶類図鑑の理想的なまでの魅力を語り、父が提唱した新たな分類学の理論を解読しながら、フョードルは亡き父の像を浮かび上がらせてゆく。「賜物」の単行本に並録する予定で執筆されたという見方が有力だが、未完成のまま遺され、ナボコフの死後、息子のドミートリイによって発表された。

著者等紹介

ナボコフ,ウラジーミル[ナボコフ,ウラジーミル] [Nabokov,Vladimir]
1899年、サンクト・ペテルブルグで貴族の家に生まれる。1919年、ロシア革命により家族で西欧に亡命。ケンブリッジ大学卒業後、ベルリン、パリと移り住み、主にロシア語で執筆活動を続ける。1940年、アメリカに移住。ハーバード、コーネル大学などで教育、研究に携わる傍ら、英語でも創作活動を本格的に始める。1955年に英語で発表された『ロリータ』が大センセーションを巻き起こし、教師の職を辞す。1962年、スイスのモントルーに居を定め、1977年、78歳で死去

沼野充義[ヌマノミツヨシ]
1954年東京生まれ。東京大学教養学部を卒業、ハーバード大学スラヴ語スラヴ文学科に学ぶ。東京大学教授

小西昌隆[コニシマサタカ]
1972年神奈川生まれ。早稲田大学文学部卒業。同大学大学院文学研究科博士課程満期退学。専門はロシア文学。獨協大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

燃えつきた棒

36
『賜物』は、先日同じ沼野先生訳の『賜物』(池澤夏樹=個人編集 世界文学全集2)を、読んだばかりなので、今回は、ナボコフがその付録の一つと位置づけている「父の蝶」と巻末の解説のみを読んだ。 「父の蝶」: 鱗翅類学者である父の業績に関する手記の体裁をとっている。 学術論文を読んでいるような、ある種難解な読み心地だが、ナボコフの蝶への愛が溢れている。2022/01/26

rinakko

7
再読。「賜物」は、ロシア語で書かれた最後の長篇小説。自伝的な作品で、難解な方のナボコフだった(読み始めてから思い出したw)。珍かな蝶をどこまでも追っていってしまった父のこと。亡命貴族のフョードルが、故国の著名人チェルヌィシェフスキーの日記に出会い、ロシア革命を導いた人物の伝記小説を書くことになる…ところがナボコフらしい。2025/10/06

井蛙

4
ウィットに富んだユーモア、軽業師のような比喩、至るところに散りばめられた意匠、そして何より天才的な言語感覚に裏打ちされた豪奢な文体…そのすべてが最良のナボコフだ。けれど僕が彼の作品の中でも『賜物』をもっとも愛しているのは、言葉の隅々から発露する瑞々しい感情の清真さゆえなのだ。あまり克明に描きすぎたために現実と区別のつかなくなった夢想、自己の才能への疑念と過信の間で揺れ動く自尊心、幸福へと近づくにつれいよいよ高まる逆説的な気後れ、人生そのものに対する抑えがたい渇望と讃歌、そして死に対する控えめな目配せ…→2021/03/01

井蛙

4
父はもはや憧憬の対象としてしか蘇ることのない過去の他者だ。父の伝記に挫折した主人公が『チェルヌイシェフスキーの生涯』を書くのは(現実を芸術の上に置きながら、全般的思考に飛びつくあまり当の現実を取りこぼす知性上の怠惰を終生矯正できなかったという彼は、まさに父のアンチテーゼのような人物である)、少なくともそうではあり得なかった父を描くというある種の代償行為のようだ。さて『チェルヌイシェフスキー』の出版によっていささかスキャンダラスなキャリアの第一歩を踏み出した主人公は、ついにコンチェーエフとの対話を実現する→2020/02/15

のこのこ a.k.a. TOKKY

3
もし母語を選べるなら、ナボコフ作品とその系譜であるロシア文学を楽しみつくしたいというか下心でロシア語を選択したかもしれない…… ナボコフの作品の中では比較的マイルドというかポジティブな読後感、付録の『父の蝶』も含めて、蝶の鱗のような精緻な美しさ。 生物学や歴史への細かい言及がある箇所はさすがに知識不足で目が文字の上を滑る箇所があるのにも関わらず、その章の最後の一言でパッと目が開かされるような感じが文学者・ナボコフの魔法のような力を感じる。 また再読したい一冊。2026/01/09

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