出版社内容情報
言葉の魔術師ナボコフの、ロシア語からの新訳を中心とした初のコレクション第1弾。初恋と密通を描いたベルリン時代の2作品を収録。
内容説明
初恋、ベルリン、危険な三角関係。初恋の記憶をめぐる処女作と、大都会に上京した青年の危険な密通。20世紀最高の天才作家、初のコレクション。「言葉の魔術師」の瑞々しい初期名作が、40年以上の時を経てロシア語原典訳でよみがえる。
著者等紹介
ナボコフ,ウラジーミル[ナボコフ,ウラジーミル] [Набоков,Владимир]
1899年、サンクト・ペテルブルグで貴族の家に生まれる。1919年、ロシア革命により家族で西欧に亡命。ケンブリッジ大学卒業後、ベルリン、パリと移り住み、主にロシア語で執筆活動を続ける。1940年、アメリカに移住。ハーバード、コーネル大学などで教育、研究に携わる傍ら、英語でも創作活動を本格的に始める。1955年に英語で発表された『ロリータ』が大センセーションを巻き起こし、教師の職を辞す。1962年、スイスのモントルーに居を定め、1977年、78歳で死去
奈倉有里[ナグラユリ]
1982年東京生まれ。早稲田大学講師。専門はロシア詩、現代ロシア文学
諌早勇一[イサハヤユウイチ]
1948年茨城県生まれ。東京大学教養学部教養学科(ロシア分科)卒業。1974年同大学院人文科学研究科(比較文学比較文化)博士課程中途退学。現在、名古屋外国語大学外国語学部世界教養学科教授。専攻は近代ロシア文学、とくにロシア亡命文学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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