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日本人よ!

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  • サイズ B6判/ページ数 188p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784105055714
  • NDC分類 783.47
  • Cコード C0075

出版社内容情報

「まずは、初心に帰ろうじゃないか」。代表を率いて1年、アジア杯、2010年W杯までの展望、そして愛する日本と日本人の未来について。著者初の独占手記。

「サッカーとは人生である。どちらもいつ何が起こるかわからないからだ」「成功するためには、頭脳とちょっとした自信が必要だ」代表監督に就任して一年、稀代の名将は日本と日本サッカーに何を思い、これからどうしようとしているのか。すべての日本人に贈る、新しい勝利へのメッセージ!

内容説明

自分に「誇り」を持とうじゃないか。66年の経験と果てしない情熱で贈る、明日へのメッセージ。

目次

第1章 日本人とサッカー(日本人でさえも日本を分かっていない;人と異なるものを追求しよう;「リスペクト」という言葉の本当の意味;日本が抱える問題は、大国であるということ;何でも自分で解決する能力を養おう;責任とは「水を運ぶ」ということ;サッカーを数字で測ることはできない)
第2章 代表が意味するもの(人生とは、常に何か新しいものを発見するためにある;選ばれるためには、頭脳とあと少しの自信が必要だ;集団としてのスピリットを忘れるな;ダイレクトに危険な存在にならねばならない;あの時、日本代表のもとに、日本という国があった)
第3章 監督という仕事(サッカーも人生も、いつ何が起こるか分からない;批判は罰ではない;ピッチ上のことの解決策はピッチ上にある;サッカーは芝居じゃない;監督に一番必要なのは「知識」である)
第4章 進化するJリーグ(必要なのは、強い相手との真剣な対戦;自分たちの枠の中だけで満足するな;「未来に何が待っているのか」を論議せよ;だから海外組は呼ばなかった;日本人には時間がない;「審判だって人間」。ならば、監督は何なのか?)
第5章 敵か味方か(メディアに流されてはいけない;ジャーナリストもプロフェッショナルであれ;視聴率よりチーム強化;愛するならば、手助けしてほしい)

著者等紹介

オシム,イビチャ[オシム,イビチャ][Osim,Ivica]
サッカー日本代表監督。1941年サラエボ生まれ。62年サラエボのFKジェリェズニチャール・サラエボでプロデビュー。旧ユーゴスラビア代表のフォワードとして、64年の東京五輪に出場し、68年の欧州選手権では準優勝を果たす(大会ベストイレブンに選出)。78年、フランスのRCストラスブールを最後に現役を引退。その後、古巣ジェリェズニチャールの監督を経て、86年旧ユーゴスラビア代表監督に就任。90年イタリアW杯でベスト8に導く。また、91年には当時兼任していたパルチザン・ベオグラードの監督として来日し、日本代表と親善試合を行う。その後、ギリシャやオーストリアのクラブ監督として実績を残し、2003年1月ジェフユナイテッド市原(当時)の監督に就任。05年、同チームをナビスコ杯優勝に導く。06年7月、日本代表監督に就任

長束恭行[ナガツカヤスユキ]
通訳、ジャーナリスト。1973年愛知県生まれ。同志社大学経済学部卒業後、大手銀行を経て、2001年単身クロアチアへ移住。04年、ザグレブ大学哲学学部クロアチア語コース修了。クロアチアのスポーツサイト「Sport‐net」のカメラマンとしてサッカー取材を重ねるほか、日本メディア向けに執筆やコーディネートをしている。また、03年にはバスケット男子日本代表の監督専属通訳も務めた(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

トシ

4
病に倒れず代表の監督を続けていたらどんな代表チームが出来たのかと思うと残念でなりません。ロシアW杯開幕間近なのにこんなにワクワクしない代表チームは初めてです。と言いながらも大会が近づくにつれW杯モードになりつつあります。2018/06/07

キーにゃん@絶対ガラケー主義宣言

2
ボス、あなたの作った完成形の代表が見たかったよ。2017/06/22

nonfiction

1
いつにも増して『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフのごときクドい語り口。しかし、ファンならば買い。先にオシムの伝記を読んでいないと意味が通じにくいかもしれない。名言めいたものは少ないが、記者会見では聞けなかったオシムの意見が、例え話ではなく直接的な表現で聞ける。2015/02/25

tuppo

1
代表監督就任から急ぎで出た本で『言葉』みたいな中身の厚さはない。オシムへの愛が足りない。千田さんが深すぎるのか。リスペクトの話が好き。サッカーは11人でやるスポーツではない。「自分たちのプレーをするだけです」はそれがサッカーである限り言ってはいけない。2014/03/03

ららん

1
オシム監督が倒れる前に書いた本である。「サッカーとは人生である」という言葉から始まり、代表のサッカーについてはもちろん、それを通して人生という部分についても素晴らしいことが数多く書いてあったように思う。「監督がすごい」と自分が思えた初めての監督であり、とても期待をしていた監督だった。脳卒中で倒れて志半ばで交代を余儀なくされたのは非常に残念ではあるが、短い期間であっても代表監督としてその哲学を広めたことは多大な日本サッカーへの貢献だと思っている。その哲学が数多く書かれてある本であり、是非よんで貰いたい一冊。2013/06/10

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