出版社内容情報
日系人収容所で生き別れた「母と子」の、愛と苦悩の運命――戦後七十年、日米両国で注目の長編! 忘れえぬ「母」の記憶を抱いて日本へ――戦争で引き裂かれ、数奇な運命に翻弄される主人公ビル・モートンと「母」光子の愛と苦難に満ちた人生が、戦前のシアトル、戦時下のアイダホ州ミニドカ日系人収容所、昭和三〇年代の東京・九州を舞台に交錯する。村上春樹作品の英訳で知られる日本文学研究者が戦後七十年に向う渾身の長編小説!
内容説明
戦争に引き裂かれた愛と苦悩の運命―戦前のシアトル、戦時下のミニドカ日系人収容所、昭和30年代の日本を舞台に描かれる深く壮大な物語。村上春樹作品の英訳で知られる著者初の長編小説!
著者等紹介
ルービン,ジェイ[ルービン,ジェイ] [Rubin,Jay]
1941年ワシントンD.C.生まれ。ハーバード大学名誉教授、翻訳家。シカゴ大学で博士課程修了ののち、ワシントン大学教授、ハーバード大学教授を歴任。芥川龍之介、夏目漱石など日本を代表する作品の翻訳多数。特に村上春樹作品の翻訳者として世界的に知られる
柴田元幸[シバタモトユキ]
1954年生まれ。米文学者・東京大学特任教授、翻訳家。自著『生半可な學者』で講談社エッセイ賞、『アメリカン・ナルシス』でサントリー学芸賞、訳書『メイスン&ディクスン』で日本翻訳文化賞を受賞
平塚隼介[ヒラツカシュンスケ]
1982年生まれ。東京大学文学部卒、翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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