内容説明
プリズムのように眩しく複雑な光を放つサガンの小説世界。この物語は、まるで水彩絵具のように薄く淡い血をもった１人の男の愛の悲喜劇…。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロロ
1
高校の頃よくサガンの本を古本屋で買って読んだ。それらの書籍の中でいちばん好きだった本。今読むとどうだろう。まだ手元にあるのでいつか再読したい。
Taku Kawaguchi
0
ナチス下で映画撮影している映画監督の話でした。なかなか、深い思想があり、何度か読まないとよく解らない、難解なお話でした。表題は、監督が妻に、自分に流れているのは、水彩画のような血だと言う下りからきているようです。2025/04/06
Pのめいっ子
0
読み応えがあり、面白かった。2024/05/07
