神学でこんなにわかる「村上春樹」

個数:
電子版価格
¥2,475
  • 電書あり
  • ポイントキャンペーン

神学でこんなにわかる「村上春樹」

  • 佐藤 優【著】
  • 価格 ¥2,475(本体¥2,250)
  • 新潮社(2023/12発売)
  • ゴールデンウィーク ポイント2倍キャンペーン対象商品(5/6まで)
  • ポイント 44pt
  • ウェブストアに3冊在庫がございます。(2024年04月29日 00時25分現在)
    通常、ご注文翌日~2日後に出荷されます。
  • 出荷予定日とご注意事項
    ※上記を必ずご確認ください

    【ご注意事項】 ※必ずお読みください
    ◆在庫数は刻々と変動しており、ご注文手続き中に減ることもございます。
    ◆在庫数以上の数量をご注文の場合には、超過した分はお取り寄せとなり日数がかかります。入手できないこともございます。
    ◆事情により出荷が遅れる場合がございます。
    ◆お届け日のご指定は承っておりません。
    ◆「帯」はお付けできない場合がございます。
    ◆画像の表紙や帯等は実物とは異なる場合があります。
    ◆特に表記のない限り特典はありません。
    ◆別冊解答などの付属品はお付けできない場合がございます。
  • ●店舗受取サービス(送料無料)もご利用いただけます。
    ご注文ステップ「お届け先情報設定」にてお受け取り店をご指定ください。尚、受取店舗限定の特典はお付けできません。詳細はこちら
  • サイズ 46判/ページ数 368p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104752188
  • NDC分類 910.268
  • Cコード C0095

出版社内容情報

欧米人は「ハルキ」をこう読んでいる!世界的共感の源を示す画期的作家論。村上作品をキリスト教神学で読めば、ページから違う声が聞こえてくる。悪の問題に正面から取り組んだ『騎士団長殺し』を「不可能の可能性に挑む」「神なき時代の愛のリアリティ」のキーワードで詳細に読みほぐし、最新作『街と~』に至る展開まで鋭く考察。神学と海外事情に精通する著者だから書けた、発見と驚き満載の書。

内容説明

欧米人は「ハルキ」をこう読んでいる!キリスト教神学の視座から、最も謎めき、最も神に近づいた長篇『騎士団長殺し』を徹底的に読みほぐし、未来にバトンをつなぐ最新作『街とその不確かな壁』での思索の深化をつかみ取る―世界的共感の源に迫る画期的評論、ここに誕生。

目次

『騎士団長殺し』詳解
あとがきにかえて―『街とその不確かな壁』を読む

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

starbro

171
佐藤 優、2作目です。私はハルキストでも村上主義者でもありませんが、村上春樹の新作はコンスタントに読んでいます。7年前に読んだ「騎士団長殺し」に関する著者の神学的村上春樹論でした。こんなに深読みしたら、かなり疲れそうな感じがします。インテリで世界情勢に精通している著者がキリスト教徒なのが不思議です。 https://www.shinchosha.co.jp/book/475218/2024/02/02

koji

18
佐藤優による村上春樹「騎士団長殺し」の読み解き。原作の引用とその佐藤優流解釈を物語の進行どおりに進めていきます。著者は、プロテスタント的視点から、『騎士団長』のようなイデア(目には見えないが確実に存在する力)や、『顔なが』のようなメタファー(原型を違う形で表わしたもの、隠喩)など(目に見えない)外部の存在を描くことで、悪の実在、悪からの克服(信頼、愛)を描いた作品と言います。納得。更にセンテンスごとの深い読み込みが散りばめられ、「ねじまき鳥クロニクル」詳解に続き、私はまたも佐藤優さんに打ちのめされました2024/03/24

冬薔薇

6
著者の根底にある、プロテスタント神学、外交官インテリジェンス、東京拘置所の512日間などを基盤に読み解く。本文を引用して読み込んでいるのでわかりやすい。読んだ人の感性、土台の違いだけ読み方があるとわかる。共感するかどうか自分の中にあるものと関わる。そういうことかと納得する事もあり。イデアの騎士団長とイエスキリストの相似とか。(あとがき)は次作の読み解き。2024/03/19

れいまん

5
面白すぎて一気に読んだけど、読み直したところもあり。 まずは、こんなに書いちゃって良いのかなと言うこと。春樹氏は読んだのかなとか思わずにはいられない。 わたくしが2005年にロシアに旅行して、個人宅でお茶をごちそうになる企画があり。その時、日本の本は何を読むのと聞いたら、村上春樹はとても面白いと言ってました。ロシアではとても人気よとも。 春樹氏は、外国文学にとても通暁しているので、この読み解き、そうかもと思ってしまうところがある。2024/02/13

酩酊石打刑

4
本のタイトル〈こんなにわかる「村上春樹」〉というのはちょっと違うような気がした。文学購読のような構成で、原文を細かく丁寧に分析していく。このようなスタイルもなかなか楽しいが、村上春樹が分かるというのは違うような気がした。作品の読み解きとしては興味深いのだが。本書末尾に「神なき時代において、人間がいかにして愛のリアリティを獲得するかを」『騎士団長殺し』は示したと記していた。しかしその責を担ったのは佐藤氏のようだ。イエスの言行を伝えたマタイ、マルコ、ルカ、ヨハネの福音書のような印象を受けた。2024/04/05

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/21661237
  • ご注意事項

    ご注意
    リンク先のウェブサイトは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」のページで、紀伊國屋書店のウェブサイトではなく、紀伊國屋書店の管理下にはないものです。
    この告知で掲載しているウェブサイトのアドレスについては、当ページ作成時点のものです。ウェブサイトのアドレスについては廃止や変更されることがあります。
    最新のアドレスについては、お客様ご自身でご確認ください。
    リンク先のウェブサイトについては、「株式会社ブックウォーカー」にご確認ください。