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君たちが知っておくべきこと―未来のエリートとの対話

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  • サイズ B6判/ページ数 234p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104752102
  • NDC分類 159.7
  • Cコード C0095

出版社内容情報

超難関高校生たちに伝授する世界基準の勉強法、知識の使い途、そして人生哲学。誰も教えなかった〈エリート帝王学〉講義を完全収録!

佐藤 優[サトウ マサル]

内容説明

こんな大事なこと、誰も教えてくれなかった!「真のエリート」を目指す若者たちに贈る渾身の授業。

目次

真のエリートになるために 2013年4月1日(日本のエリートは後進国型;私はどんな高校生だったか;受験失敗、そして神学の世界へ ほか)
戦争はいつ起きるのか 2014年4月5日(エリートとしての問題意識;大英帝国の歴史教科書;日本の負うべき責任 ほか)
僕たちはナショナリズムから逃れられない 2015年4月1日(ナショナリズムはどこからやって来る?;やしきたかじんの民族意識;右翼と左翼 ほか)

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。’85年に同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、本省国際情報局分析第一課において、主任分析官として対ロシア外交の最前線で活躍。2002年背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、’05年執行猶予付き有罪判決を受ける。’09年最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。’05年に発表した『国家の罠 外務省のラスプーチンと呼ばれて』で第59回毎日出版文化賞特別賞受賞。’06年『自壊する帝国』で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞受賞。’16年第10回安吾賞受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mukimi

45
灘校生と佐藤優の対話集。反知性主義という概念は普段エリートに対して抱いていた違和感を説明してくれた。一番のメッセージは、「椅子取りゲーム」に陥らず、自分を突き放して見、世界を俯瞰的に見ること。私の周りのエリート達は、大学に入ってバカになったとよく言う(医師という世俗的選択をしたからかもしれない)。進路選択前にこの様な深い対話をできる灘校生が羨ましかった。ただ実地の恋愛は厄介だからと小説を勧めてるけど恋愛は生ものであるべきでエリートに足りないのはそういう生傷からの学びなのでは⁇と自戒も含めて少し思った。2019/03/30

獺祭魚の食客@鯨鯢

44
灘高校生と言えば東大合格だけを目指している秀才の集まりのイメージがありました。佐藤優氏と対話する生徒の発言はとてもナイーブで頭の良さを衒らかすことはありませんでした。 社会科の教科書だけからは得られない国際情勢の見方を元外交官の佐藤氏が披瀝すると皆が目から鱗が落ちたような驚きを見せます。 十年先二十年先、社会の中核を担う年齢になったとき、その時に日本が置かれている立場を見極め、祖国のためにその能力を活かしてくれることを願っています。2019/08/14

おさむ

43
知の巨人、佐藤優が未来のエリート、現役灘高校生を相手に何を説くのか興味があった。反知性主義への敵意、高校教育の良さ(同時に大学院教育の酷さ)、ノブレス・オブリージュの大切さ。そして、何よりも尊敬できる師を見つけること。首肯する話ばかりで佐藤氏の底深さを改めて実感。加藤陽子氏の「それでも日本人は戦争を選んだ」同様、向学心のある若者に読んでもらいたい本です。2016/08/09

Nobuko Hashimoto

37
優れた能力と意欲を持つ若い人たちに健全に成長して活躍していってほしいというあたたかいまなざしを感じる。佐藤氏は灘高生たちに、自分とは関係がないと思えるようなジャンルもフォローし、物事を俯瞰するように説く。幅広い分野の本を読むこと、それも良いものを読むこと。よい先生につくこと、切磋琢磨できる友をもつこと、自分が競争が好きであることを認めること、でも友の特性や長所を認めて潰し合わないことを説く。学校の勉強を無駄だと思わないこと、無駄だと思うものは結局残らない、動機づけが重要なのだと説く。まったく同感。 2017/01/13

Hidetada Harada

33
勉強になりました。よく学びよく考えよく議論することが大事なんですね。それにしてもここに登場する灘高生はすごい。おっさんなのに恥ずかしながら刺激を受けてしまいました。明日から勉強し直します。2017/11/13

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