外務省に告ぐ

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  • サイズ B6判/ページ数 350p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104752058
  • NDC分類 317.22
  • Cコード C0095

出版社内容情報

「外交敗戦」の背後には何があるのか。イジメ、セクハラ、不倫、不正蓄財、そして汚職。外務省の病巣を鋭くえぐり、外交再生の処方箋を熱く論じる。

内容説明

「外交敗戦」の背後に何が?イジメ、セクハラ、不倫、不正蓄財、そして汚職―。外交中枢の病巣を鋭くえぐり、「外交再生」の処方箋を熱く論じる。

目次

第1章 外交敗戦―北方領土はなぜ失われたのか?
第2章 民主党はなぜ官僚に敗れたのか?
第3章 「外務省」という病
第4章 「国家の罠」その後
第5章 「機密費」をめぐる最終戦争
第6章 沖縄への想い
あとがき 顕在化した中国の脅威に立ち向かえる「外交力」を再生せよ

著者等紹介

佐藤優[サトウマサル]
作家、元外務省主任分析官。1960年生まれ。85年、同志社大学大学院神学研究科修了後、外務省入省。在英国日本国大使館、在ロシア連邦日本国大使館に勤務した後、95年より外務本省国際情報局分析第一課において主任分析官として、対ロシア外交の最前線で活躍。2002年、背任と偽計業務妨害容疑で東京地検特捜部に逮捕され、以後東京拘置所に512日間勾留される。05年執行猶予付き有罪判決を受ける。「起訴休職外務事務官」の肩書きで、幅広い執筆活動を行なう。09年最高裁で有罪が確定し、外務省を失職。05年に発表した『国家の罠外務省のラスプーチンと呼ばれて』(新潮社)で第59回毎日出版文化賞特別賞を受賞。翌06年には『自壊する帝国』(新潮社)で第5回新潮ドキュメント賞、第38回大宅壮一ノンフィクション賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

25
外務省に所属していた人が書いているだけあり内輪話はかなり興味を引くものです。記者の話等は笑えました。ただ私のイメージでは外務省は急に悪くなったというよりも、佐藤さんが在籍していた時代も含め常に悪いというものなので多少の違和感を感じながら読みました。2022/05/13

Ted

5
'11年10月刊。○面白おかしく茶化しただけの感が強い『外務省ハレンチ物語』と重なる部分も多かったが、本書はそれプラス外務省を立て直し国益に裨益する省になってほしいという親心からか建設的な意見が随所に盛り込まれており読み応えがあった。とはいえ、登場するトンデモ官僚どもの生態から受ける外務省への印象はインテリジェンスが専門の氏一流の計算に基いたディスインフォメーションなのだろう。「国益よりは省益、省益よりは自分の出世や蓄財」と思ってしまうのが「プロ意識の低い官僚の行動原理」なのだろうと思わずにはいられない。2013/02/09

えこーづ

3
意外に退屈。2014/08/01

アレックス

3
感想は引用をもってかえさせて頂く。文明が征服される根本原因は内部からの崩壊である。byデュラント組織のトップに立つ人間が、自身の利権争いの道具として組織を利用し始めたときから、ゆるやかな死が始まりますby「攻殻機動隊」荒巻大輔2013/03/05

mochizo

2
外務省に勤務したからこそ、外務省の内部がよく描かれています。確かにエリートだし、国益に役に立っているのでしょうか、それに驕りたかぶるように血税を私物化していいわけもない事実を描いています。そして、やはりここでも鳩山由紀夫が官僚に倒されているという事実も描かれていますね。鳩山は「ルーピー」とかいって笑いものにしているネットウヨさん、本当に国のこと考えているのは誰なのかを考えたほうがいいと思いますよ。2015/02/25

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