内容説明
よく耳にする「ナンバ」の真相は?江戸の武士はどうやって歩いていた?Jリーガーにも勝てる俊足の秘密は?ピアノやフルート演奏のコツとは?介護流柔術とはどう役立つもの?身体を哲学し、発想の転換を体現する“武術家”の「現在」がここにある!古武術の技は、スポーツのみならず、演奏、舞踊、介護、精神分析にまで応用できる!あなたの歩き方は変わり、常識は覆されるのだ。
目次
第1章 ナンバ的身体の衝撃
第2章 武術的な動きとは、どのようなものか
第3章 スポーツと工学
第4章 日本人はどのように歩いていたのか
第5章 異分野からの挑戦者たち
対談 動くことと考えること(養老孟司・甲野善紀)
著者等紹介
甲野善紀[コウノヨシノリ]
1949年東京生まれ。武術を基盤とした身体技法の実践研究者。78年武術稽古研究会、松声館を設立(2003年に発展的に解消)。「捻らない、うねらない、タメない」という独自の技法と理論に基づいて、剣術、槍術、杖術、体術等の武術を研究・指導している。こうした武術の身体操法をもとに、各種武道をはじめ、バスケットボール、野球、陸上競技、卓球等の選手を指導し、具体的成果が挙がっている。スポーツのみならず、楽器演奏、舞踊、介護医療、工学、といった多分野への応用が注目されている
田中聡[タナカサトシ]
1962年、富山県生まれ。富山大学文学専攻科修了。一年半の会社員生活のあと、フリーランスライターとなる
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
booklight
32
身体の動かし方に興味を持って、常に探求している姿がうらやましい。ねじらない、ためない、など今までの身体の常識を壊してきた甲野氏。ライターが入っている分、より網羅的に一般化できている感じ。最後、個とネットワークの関係性について、そもそも個の概念が均質な個でなく、個でさえ無常である(身体について固定概念が多く、それを外す必要がある)という認識や、実感もモノによっては否定的(筋トレとか)などは目新しい。ナンバ歩きの考察や、スポーツ、フルート奏者、介護、カウンセリングなどとの身体の使い方で通底しているのが面白い。2023/01/08
たまきら
20
いやはや面白い。はまりました。だんなはダンサーの部分を面白そうに読んでいました。これは動画で、そして体で知りたいな。2016/10/12
gotomegu
5
古武術からヒントを得た身体の使い方。日本人が昔やっていた身体の動きとは。カヤックのために読む。2章と4章は具体的な身体使いの話。身体のどこかに支点をおいて動かすのではなく、流れるように。蹴らない、ふんばらない。身体使いは楽器演奏や心理カウンセリングにも応用できる。なるほどな。文章を書いている田中氏の表現がわかりやすい。息子さんの甲野陽紀氏の書いている本と併読すると、内容が理解しやすい。2018/12/20
しき
3
時代劇の中のファンタジーとして捉えられている剣豪の技を、可能にした著者。一般的な動きとは違い「体幹部をねじらず、足で床を蹴らない」「うねりや、鞭のような動きをしない」。掲載されている技はどれも真似が難しいが、応用すれば階段をラクに上がったりできるそうだ。スポーツだけでなく、楽器の演奏にも応用可能なのは驚きだ。また、技を考えるプロセスが面白い。「スポーツの発想では、どうしようもない状況を、ルールによって限定する」。身体の技術で突破するという発想は出てこない。武術の稽古は、制度的虚構に覆われた現代に相応しい。2013/10/14
ビーフハート
3
収録内容はほぼ田中氏の執筆。そのおかげか非常に読みやすく分かりやすかった。わかりやすかったが、それこそ本文中にもあるように、甲野氏の伝えたい身体感覚は体験し、自らも実践し続けないと理解し得ない世界なのだろう。後半のまとめを読んでいるときに、唯脳論を連想したが、巻末には養老氏との対談だった。話が合いそうだな、と思ったら、対談集だか共著だかが2冊も出てるそうで。そっちも機会があればチェックしてみよう。ま、まゆにつばはしておいた方が良いだろうがw。2013/03/29
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