生まれた命にありがとう

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生まれた命にありがとう

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  • サイズ B6判/ページ数 191p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104729029
  • NDC分類 916
  • Cコード C0095

内容説明

私の手が届くところに我が子がいる。それだけのことが、これほどまでに愛おしいとは―。いったん子どもを産むことを諦めた著者が、再び取り組んだ50歳での出産。卵子提供の道を選び、時に身体の不調に挫けそうになりながらも夫とともに歩み、小さな命を育むまで。前作『私は、産みたい』から6年、今、母となった喜びを綴る。10年の不妊治療の末、50歳で小さな命を授かった国会議員の苦悩と感動の記録。

目次

第1章 再生
第2章 挫折
第3章 結実
第4章 未知
第5章 反響
第6章 試練
第7章 出産

著者等紹介

野田聖子[ノダセイコ]
1960(昭和35)年、福岡県生まれ。田園調布雙葉高等学校中退後、米国に留学。ミシガン州ジョーンズビルハイスクールを卒業。83年、上智大学卒業後、帝国ホテルに入社。87年、岐阜県議会議員となり、政治家の道を歩み始める。93(平成5)年、衆議院議員初当選。98年に戦後最年少大臣(当時)として郵政相に就任、2008年には消費者行政推進担当大臣となった(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リー・チャン

6
★★★☆☆ 子どもを産みたいという気持ちが自分のエゴであること、そして自分の選んだ道が決して正解ではないことを潔く認めた上で、自分より若い世代には自分のようになってほしくない、将来の日本のためにも「妊娠・出産の多様性」を認めていかなくてはならない…と、1人の女性として、政治家として主張する姿に感銘を覚えた。 自分の妊娠出産、そして子どもの存在を全肯定し、その体験を社会にさらけ出して共有することで、本当に世の中や次の世代の役に立とうとする、公人としての気概を感じた。2022/05/20

mamaru

3
たまたま野田聖子さんの講演を少し聞く機会があり、メディアから伝わるキャラクターとの違いに思わず惹き付けられた。その彼女が出産にこぎつけるまでの手記があると知り、読んでみたいと思った。不妊治療、卵子提供、超高齢出産と山あり谷ありの過程。不安と戦いながらの心境は、一人の女性としてとても共感する。この先も大変な毎日が待っているだろうけれど、きっと彼女なら乗り越えていけるはず。頑張ってほしいなぁ。2014/07/03

ゆすら

3
ある人はきっと彼女のことをエゴだと言うだろう。法整備が整っていない分野に身を委ねることはそうかもしれない。しかし、彼女は本当に子どもが欲しかったのだろうと痛いほど感じた。どんな方法で生まれたにせよ、赤ちゃんがんばれ。2011/11/01

つたじゅん

3
私は産みたいを読んだのが、2005年の長男妊娠中で、母親になることへの思慕が痛いほど伝わって勝手に同志だと感じてました。その後の政局や政治家としての活動を見ながら、さすがにもう年齢的な限界だろうと誰もが思った頃なのに出産を果たすとは、本当に有言実行の強い人だなと感じました。妊娠中もたくさんの困難に見舞われて、障害があるとわかっている子供を産むことは大変なことだと思います。子連れで永田町で活躍する姿を期待しています。2011/10/27

ミィさん

2
私は、体外受精や卵子提供などの高度な生殖医療は賛成の立場だ。 子供が欲しい気持ちがよく分かるし、アメリカに行ってまで卵子提供を受け、50歳で出産した野田さんを否定する気にはなれない。 だが、これほどまで壮絶な出産になってしまった以上、卵子提供を日本で認めるのは益々難しいだろう。母体のリスクが高過ぎる。2014/05/30

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