出版社内容情報
女性の身体にまつわるタブーよ、くたばれ!!! 不妊治療も、流産も、推しへの愛も。最高で最強のみんなたちへ贈る、痛快エッセイ。
内容説明
不妊治療中に偶然耳にした、隣の席の会話。“女の子の色”とされているピンクへの想い。前時代的な結婚式の作法に覚える違和感。ホモソ全開のお笑い番組で出会ったコント。アート無罪への疑問と矛盾。めそめそ泣いていたわけではない流産体験etc.。世間の用意した言葉からはみ出す感情を余さず綴った名エッセイ。
目次
やさしさまでの距離
いつかいなくなる人
パパのこと
おれはジャイアン
不妊治療するつもりじゃなかった
沼の底で待っている
家族という名のプレッシャー
母からの電話には出ない
「この人の子どもを産みたいと思った」
これで卒業
She’s a mannerf*cker
名古屋の嫁入り いま・むかし・なう
不謹慎なんて言わないで
妊婦はそんなことを言っちゃいけません
流産あるあるすごく言いたい
ばらを見にいく
コレガ、サビシサ
きみは月
スパゲッティ・ポモドーロ・アルデンテ
ダイエット・ア・ラ・モード
リトルブラックドレスはもういらない
お金なんかと君は言うけれど
失われた夏を求めて
夢にみるほど
子ども、お断り
持続可能な友情
ひとくちにピンクと申しましても
どこまでいっても夫婦は他人
特別になりたかった私たちへ
祖母の名前〓〓〓 〓〓
長いおしゃべりの果てに―あとがきにかえて
著者等紹介
吉川トリコ[ヨシカワトリコ]
1977年生まれ。2004年「ねむりひめ」で女による女のためのR‐18文学賞大賞・読者賞受賞。2021年「流産あるあるすごく言いたい」で第1回PEPジャーナリズム大賞オピニオン部門受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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