冥王星パーティ

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ B6判/ページ数 293p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784104722037
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0093

内容説明

なんで私はいつも「男」で間違っちゃうんだろう?迷走する恋愛の果てに射しこむひとすじの光。透明に深く輝く青春小説。

著者等紹介

平山瑞穂[ヒラヤマミズホ]
1968年東京生まれ。2004年に『ラス・マンチャス通信』で第16回日本ファンタジーノベル大賞を受賞しデビュー。1作ごとに作風を大胆に変え、幅広い読者層を獲得している(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ひめか*

24
好きな平山作品に追加!本が好き同士で仲良くなった衛と祥子。自分に自信がなくモテなかった衛は女たらしの証券マンに、おしとやかだった祥子は自分の体をサイトに晒すように。二人の人生は11年かけて大きく変わっていく。「自分がつけてきた足跡を消すことはできない。その時々に自分がとった選択全てが重なり合い、今の場所に自分を立たせている。だからそこから改めて足を踏み出すより他ない」やり直しはきかないが先に進むことはできる。お互いがもう会うことはないけど、二人ともいい方向に向かっていくラスト。人生について考えさせられる。2017/10/28

p.ntsk

18
高校時代のある時ある出来事がきっかけで距離を置くことになった桜川衛と都築祥子。それから11年ふとしたことで再会を果たす二人。それは互いにとって空白の時間を埋めるものであり再出発する為の儀式。人との出会いって思わず知らず影響を与え合っているものですね。人生は選択の連続。「もしあの時あの人と・・・」でも人生は片道切符。決して後ろには戻れない。前を向いて歩いて行くしかないですね。ある時人生の途上で出会いほんの束の間時を重ねた人達。誠に自分本位な感傷だけどどうか幸せな今を生きていてほしいと思いました。2013/11/01

藤堂 新平 No.9

15
10数年ぶりに出会った二人の話。10年もあれば色々とあります。垢抜けたり、疲れたり。出会うことで、あの頃の気持ちに戻れ、新たなスタートをきるのでしょう。なんか、緩い感じで私には難しいかな(笑)2014/11/23

takayo@灯せ松明の火

15
どこから違っちゃったのかな。何処が分岐点だったのかな。若い頃そんなことをよく考えていた。なんか上手くいかなくて、気づいたら後戻りも出来なくて。何もしないで堕落したわけじゃない。堕落というほど堕落しているわけでもない。でも淋しいのだ。置いていかれた気分なのだ。自分だけ取り残されているような…何処まで戻ればいいのかって考えていてもダメなんだ!戻ったって足跡は消せない。戻ったという事実は残る。ならば、進もう!あんな思いをしたからこそ今の私がある!と。あんな人と付き合ったからこそ、今、貴方を選ぶことが出来た!と。2013/08/17

もりお

13
なんだか切ない。若い時の恋愛を思い出す。たいした恋愛してない♪やり直したいっす!2015/01/27

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/523686
  • ご注意事項

最近チェックした商品