内容説明
破格のバイト料に釣られ、怪しげな実験を受けてから、僕はあらゆる物に乗り移れるようになった。捨てられた彼女が忘れられず、僕は彼女の恋人に成りきろうと試みる。行動パターン、交友関係を調べあげ、完全になり替われたと思ったのだが―「内と外」。他三編を収録。
著者等紹介
藤木稟[フジキリン]
大阪府出身。1998年『陀吉尼の紡ぐ糸』でデビュー。ミステリー、伝奇、ホラー、SF、児童書など幅広いジャンルで活躍する。「バチカン奇跡調査官」シリーズ、「朱雀十五」シリーズ、「陰陽師 鬼一法眼」シリーズなど著書多数(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
スノーシェルター
8
短編集が4つ。怖いけれど面白い。「サカイヨ」が好み。「妄想」を眠れない夜に読んだら笑ってしまった。2012/02/22
月-yue-
3
ブラックユーモアのきいた短編集。各話とも普通の人が日常から不思議な力の働く非日常へと転がりおちてしまう過程をじっくり描いています。眠れない夜のための、というタイトルですが、眠れない夜に読んだら余計に眠れなくなりそうです。2013/11/18
はーこ
2
眠れない夜に読んだら余計寝れなくなると思うんですが…世にも奇妙な物語のようで面白かった。内と外が個人的にはお気に入り。2014/10/23
セルティ
2
藤木さんの作品はバチカンを読んではまりました。今回の作品はバチカンとはまったく違うイメージ、文体。すいすい読ませる文章でブラックな内容、特に『妄想』は異色な作品でおもしろかった。読んでる最中から「なんじゃこりゃ!」と思い、読み終えた感想も「なんじゃこりゃ」だった。2013/04/06
みとん
2
ブラックユーモアというか…乙一とか山田悠介なんかが書きそうな短編が4つ。全てハッピーエンドにはならないブラックなお話。中高生とかは好きかも。『バチカン奇跡調査官』シリーズにハマり、藤木稟作品を全部読んでみようかなぁ〜と。これが近くの図書館に置いてあった唯一の本。その他は他の図書館から取り寄せです。これはこれで面白かったんだけど、藤木さんはファンタジーよりもやっぱりミステリーに期待。予約中の『陀吉尼の紡ぐ糸』と『ハーメルンに哭く笛』はミステリーらしいので楽しみ〜(^ω^)♪早く図書館に取りに行って来よう!2011/06/01
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