内容説明
大逆転のビジネス物語。ヒット商品の法則がここにある。
目次
岡本三宜（元東レ常務理事）―人工皮革を開発
佐々木正（元シャープ副社長）―ＩＣ電卓で半導体産業を創出
中島平太郎（元ソニー常務・元アイワ社長）―音楽ＣＤを開発
内田康男（元コニカ取締役技術研究所長）―オートフォーカス・カメラを開発
林虎彦（レオン自動機社長）―自動包あん機を開発
牧野洋（山梨大学名誉教授）―産業ロボット「スカラ」を開発
長谷川龍雄（元トヨタ自動車専務）―カローラを開発
深海正治（元オリンパス光学工業専務）―胃カメラを開発
寺垣武（寺垣研究所代表）―アナログレコードプレーヤーを開発
著者等紹介
吉村克己［ヨシムラカツミ］
フリーランスライター。１９５９年東京生まれ。早稲田大学第一文学部卒。リクルートを経て独立。月刊誌を中心にビジネス、経済、社会問題に関する記事を主に執筆
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おたきたお
1
最初は「リタイヤ組の説教本か」と思ったが、そんなところはなかった。一部「プロジェクトX」風なくだりもあるが、概してものづくりの原点に立ち返る話が多い。最後の寺垣武氏(アナログレコードプレーヤーを開発)のケースは他のケースと根本的に異なり、真理追求する修行僧のような、鬼気迫る魂を感じた。2006/01/01
